かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
latchodrom.exblog.jp
(映画を見るのにいそがしくてブログはもう)
Top
『潜水服は蝶の夢を見る』
2008年 02月 14日 |
感動のバタフライ・エフェクト。
まばたきが文字になり、目がカメラになり、僕らは深海から天空に飛び立つ蝶に出逢う。

ファッション誌「ELLE」の編集長ジャン=ドミニク・ボビーは、 脳梗塞で倒れて生死をさまよい、全身が麻痺して左眼だけしか動かせない体となって目覚めた。
★★★★★



米監督組合賞受賞式でスピーチをしたジュリアン・シュナーベル監督に、『ブレードランナー』のレイチェル役のショーン・ヤングがヤジを飛ばしたなんてお騒がせニュースがあったけど、「潜水服は蝶の夢を見る」っていう邦題は、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を連想させるところがちょっといただけないなぁ。イメージ的にはすこぶるステキな響きの邦題なんだけどね。SF世界の電気羊やアンドロイドのことなんて今は考えたくないの。アンドロイドのいる未来世界なら、ロックト・イン・シンドロームに陥った人間の脳を別の体に移植することもできてしまうのかもしれないね。

でも、これは、90年代の現実の出来事、実在の人物の真実の物語。
今日の医療技術では治療しようのない病があって、現代の高度な科学技術をもってしても、左目だけしか動かせない人間の意思を伝達できるような装置は発明されてはいない。21世紀の今なら、目の動きとまばたきでキー入力が可能なパソコンが活躍することになったのかもしれないのだけれど、この時の方法は、何ら科学的ではなくて、いたってシンプル。「E、S、A、R・・・」と何度も何度もアルファベットが読み上げられ、そのたびにまばたきが繰り返される。ジャン=ドーとクロードのその根気、献身的な姿勢とあふれる思いに胸が熱くなる。「ウー、エス、アー」がリフレインされるごとに、切なさの入り混じった感動が押し寄せるの。

寝たきりで体中が麻痺していても、意識のある人間は、呼吸をするの同じように常に思い考える生きものであるし、伝えたい言葉を持っているのだよね。そんな当たり前のことを思うことさえなかったかもしれない。この映画に出会うことがなかったならば。この物語が映画化されることがなかったならば。こうやって、ジャン=ドミニク・ボービーの著書が出版されることがなかったならば。ジャン・ドーが伝えたいことをまばたきによって伝えることを投げ出さなかったならば。医療スタッフたちがこうやって、目しか動かせない患者の意思を受け取るということに取り組むことをしなかったならば・・・。だけど、伝えようというまっすぐな思いは遮断されることなく羽ばたいて、ジャン・ドーの意思が私のもとにも届けられたんだ。

最初はジョニー・デップ主演で企画が進められた本作映画化のニュースには、ずっと前から関心をもっていて、その主人公の身体の状態を知った時には、『海を飛ぶ夢』のことを思い出した。主演が大好きなマチュー・アマルリックに決まり、映画への期待は大きく膨らんだのだけど、ひょっとして『海を飛ぶ夢』を体験済みの者は、大きな感動が得られないのじゃないかという不安も過ぎった。どういった視点で映像が展開するのかも想像がついてしまうしね。が、多彩な芸術家ジュリアン・シュナーベルが監督したのだから、そんな危惧は無用だった。ジャン=ドーの視界でカメラが使われるなんてことは、予想できていたにも関わらず、それを自分のこの目で見て体感すると、自分の些細な予想イメージなんてなかったも同然というように、ジャン=ドーの視ているものがスクリーンに広がる映像に、その表現手法に感嘆してしまうの。

ジャン・ドーの主観、一人称的な目線で展開するドラマだろうと思ってはいたけれど、ここまで観る者を、その主人公に同化させるようになっているとは思わなかったもの。こんなにもごく普通に、思考は機能しているのに、すぐそばに立って自分の顔を覗き込んでいる相手に、何一つ意思を伝えられないことが、どんなにもどかしいことか。TV中継されるサッカーの試合がいいところで、TVを消されてしまうのを止められないことが、発狂したくなるくらい悔しいの。その悔しさを表現する術もないなんて。彼と共に私も潜水服を着せられて、海底へ沈められて、ただ闇に鳴り響く呼吸音に不安になり、ボンベの酸素が残り少なくなることに怯えるのだった。

映画の演出としては定番だから、ジャン=ドーの想像したものが実際に映像に登場することだって勿論予想はしていた。でもまさか、『エルミタージュ幻想』のごとく、カメラが滑らかに動いて、病院の廊下が宮殿のように華やかに映り、ニジンスキーが軽やかに跳躍するなんて、予測するわけがなくて。ジャン=ドーの想像力とそれを軽やかに描くシュナーベルの仕事ぶりに私は打ちのめされるのだった。想像力と創造力がどんなに崇高で素晴らしいものかということを私はとっくに知り得ているけれど、そのことを心の底から実感させてくれる映画は、たぶんそんなに多くはない。でも、これはパーフェクト。シュナーベルの才能にしびれる。カミンスキーの撮影はエクセレントで心に訴えかけてくるし、脚本は見事だし、ここぞのトム・ウェイツだったりと音楽もすごく好み。マチュー・アマルリックにアンヌ・コンシニにマリ=ジョゼ・クローズっていうキャスティングも完璧。

業界人として活動的に日々を謳歌していた頃や、想像の中での元気なジャン・ドー、マチューの身のこなしが軽快であればあるほどに、今潜水服を身につけて、深い海の底に沈んでいることのやるせなさに胸が締め付けられる。どんなにか辛い思いを抱えただろう。でも、「潜水服と蝶」の著者は、決して悲嘆に暮れたりせずに、自分の置かれている状況を少しシニカルに愉快に描写して、読者を楽しませてくれるのだ。44歳の僕の体がまるで赤ん坊のように洗われているなんて、自尊心の痛みを感じつつも、そうやって現実を見つめている柔らかい目線に少し嬉しくなる。そんなユーモアにも人間の底力を感じるの。わずかな希望の中、世界と自分をつなぐものが左目の視覚とまばたきだけになっても、彼はこんなにも陽光を浴びてイキイキと輝くのだ。やがてカメラが、車椅子やベッドの上から解き放たれて、羽をもって自由に飛翔する時、言いようのない高揚感に包まれる。

ジャン・ドーと周囲の人々の熱い思いと真摯な姿勢、人間のイマジネーションとクリエイティヴィティ、生命の尊さに深く深く感銘を受けるばかり。そして、それを映画として、もう一度飛び立たせたシュナーベル監督の芸術家たる魂とそのチカラにも大きな拍手を。

インタビュー/MovieWalker
[PR]
by CaeRu_noix | 2008-02-14 22:04 | CINEMAレヴュー | Trackback(58) | Comments(55)
トラックバックURL : http://latchodrom.exblog.jp/tb/7258705
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from シャーロットの涙 at 2008-02-14 23:10
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る TIFF鑑賞記その4
いつもエレガントに・・・... more
Tracked from カノンな日々 at 2008-02-14 23:18
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る/マチュー・アマルリック
おすぎさんに宣伝されるずっと前からこの映画は絶対観に行くと決めてました。ああいう宣伝の仕方ってあんまり好きじゃないっていうか、もっと作品本位で訴えてほしいなぁって思うんですよね。かえって作品の良さを歪めかねないような? それに引き換え、劇場予告編は作品....... more
Tracked from 不良老年のNY独り暮らし at 2008-02-15 10:04
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et..
最初は、ずいぶんトリッキーな映画だなあと思いながら見ていた。冒頭からカメラが主人... more
Tracked from 八ちゃんの日常空間 at 2008-02-16 01:19
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
生きている証を持ちたい!衝撃の感動作!... more
Tracked from りゃんひさのMyBlog.. at 2008-02-16 01:29
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』:主人公に同化し、人生の素晴らし..
左目以外は不随のロックトイン・シンドロームになった主人公が、左目のまばたき20万回で綴った自叙の映画化と聞いて、「つらい物語なんだろうなぁ」との先入観があった。 しかしながら、文芸春秋の星取りでも★4つ、5つで、前向きになれると聞き、観に出かけた次第。... more
Tracked from Wilderlandwa.. at 2008-02-16 02:56
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et..
アカデミー賞4部門ノミネート作品で、色々と評判の高い映画「潜... more
Tracked from 京の昼寝〜♪ at 2008-02-16 10:24
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』
□作品オフィシャルサイト 「潜水服は蝶の夢を見る」□監督 ジュリアン・シュナーベル □原作 ジャン=ドミニック・ボービー □キャスト マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー、ジャン・ピエール=カッセル ■鑑賞日 2月10日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> まずそのタイトルに興味が沸く。 この作品はカンヌ映画祭で監督賞と高等技術賞を受賞し、今回のアカデミー賞でもジュリアン・シュナーベルが...... more
Tracked from NiceOne!! at 2008-02-16 10:49
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』 (2007) / フランス・ア..
原題:LESCAPHANDREETLEPAPILLON/THEDIVINGBELLANDTHEBUTTERFLY監督:ジュリアン・シュナーベル原作:ジャン=ドミニク・ボービー脚本:ロナルド・ハーウッド出演:マチュー・アマルリック、マリー=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー公式サイトはこちら。<S...... more
Tracked from ノルウェー暮らし・イン・.. at 2008-02-16 12:36
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」試写会
フランス映画だ。 これぞフランス映画!といってもいい。 ハリウッド映画のように、お涙頂戴しない。 ハリウッド映画のように、ハッピーエンドにしない。 切なく、そして切ない、ひたすら切ないフランス映画だ。... more
Tracked from スワロが映画を見た at 2008-02-16 18:12
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON/THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY 製作年度:2007年 製作国:フランス/アメリカ 上映時間:112分 配給:アスミック・エース 監督:ジュリアン・シュナーベル 原混..... more
Tracked from ヨーロッパ映画を観よう! at 2008-02-16 21:54
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」
「Le Scaphandre et le papillon」...aka「The Diving Bell and the Butterfly」 2007 フランス/USA 原作者であり、主人公のジャン・ドミニクに「キングス&クイーン/2004」「ミュンヘン/2005」のマチュー・アマルリック。 彼の3人の子供たちの母親セリーヌに「フレンチなしあわせのみつけ方/2004」のエマニュエル・セリエ。 言語療法士アンリエットに「みなさん、さようなら/2003」のマリ・ジョゼ・クローズ。 ジャン・ドミニ...... more
Tracked from knockin' on .. at 2008-02-16 23:32
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
Le Schaphandre et le Papillon 想像力と記憶は、蝶のように自由に羽ばたく。全身の自由を失っても、言葉を語ることができなくても、生きることは続いていく。 43歳の時、脳梗塞で倒れたジャン=ドミニク・ボビーが瞬きで記した自伝の映画化。彼の目に映る世界をき...... more
Tracked from 或る日の出来事 at 2008-02-17 09:26
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」
素晴らしい映画だった。早くも今年のマイ・ベスト候補は間違いない。 原題は「潜水服と蝶」だが、日本語タイトルも悪くない。映画ファンなら「ブレードランナー」の原作名である「アンドロイドは電気羊の夢を見ぎ..... more
Tracked from がらくた別館 映画・漫画.. at 2008-02-17 18:26
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
 突然脳梗塞で倒れ、全身が動かなくなった男の物語です。作者自身の話です。  ファッション誌「ELLE」の編集長だったジャン・ドーは病院で目が覚める。医師の質問に答えるが、相手には伝わらない。全身が麻痺し話せず、体も動かないジャン・ドーに対して医師は、彼...... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-02-17 19:51
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
 『ぼくは生きている。 話せず、身体は動かせないが、 確実に生きている。』  コチラの「潜水服は蝶の夢を見る」は、2/9公開となった"20万回の瞬きで自伝を綴った、脅威の実話!圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作"なのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪  ア...... more
Tracked from 映画通の部屋 at 2008-02-17 20:15
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
「潜水服は蝶の夢を見る」 Le Scaphandre et le Papillo... more
Tracked from カリスマ映画論 at 2008-02-18 20:03
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
【映画的カリスマ指数】★★★★★  厚い殻を打ち破る、無限大のイマジネーション  ... more
Tracked from 真紅のthinkingd.. at 2008-02-19 13:23
タイトル : 魂のはばたき〜『潜水服は蝶の夢を見る』
 LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON  THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY  鼓動とともに、ぼやけた視界が現れる。ここは病院、昏睡状態から醒めたジャン =ドミニク・ボビー;ジャン=ドー(マチュー・...... more
Tracked from 晴れたらソファで何を見ようか at 2008-02-20 21:56
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』
『アニー・リーボヴィッツ』を見た後、1時間程休憩。ちょっと遅いお昼を久しぶりにマックで、しかも30店舗限定だという(限定ものに弱い)、「イタリアンハーブえびフィレオ」なんていうのを食べた後、再度シネカノン有楽町2丁目で『潜水服は蝶の夢を見る』を観賞。感...... more
Tracked from future world at 2008-02-21 22:46
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
脳梗塞の一つロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)〜 意識は全く正常なのに身体的自由を全て奪われる・・・ そんな状況で、人は‘記憶と想像力’をどこまで‘生’の糧と出来るのだろうか。 重く身動きのとれない‘潜水服’に縛られてしまった主人公ジャン=ド....... more
Tracked from Cartouche at 2008-02-21 22:50
タイトル : *潜水服は蝶の夢を見る*
{{{   ***STORY***            2,007年 フランス=アメリカ 病院のベッドで目を開けたジャン=ドーは、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。ジャン=ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。  ...... more
Tracked from toe・cinemat.. at 2008-02-21 23:43
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
★『潜水服は蝶の夢を見る』は私にとって、久々のフランス映画でした。 オープニングクレジットを見るまで、フランス映画とは知りませんでした[E:coldsweats01] 正確に言えば、フランス、アメリカ合作映画ですが・・・。 どっか、スペインあたりの映画かと思っており、「良い映画だ」という評判だけを頼りに見ました。 いや~、見てよかったです[E:shine] 評判どおり、本当に良い映画でした[E:g... more
Tracked from ゆるり鑑賞 Yururi.. at 2008-02-23 22:34
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
監督:ジュリアン・シュナーベル (2007年 フランス/アメリカ) 原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON 【物語のはじまり】 ファッション誌「エル」の編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリッギ..... more
Tracked from 映画のメモ帳+α at 2008-02-24 10:17
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る(2007 フランス・アメリカ) 原題   LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON / THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY(英題)   監督   ジュリアン・シュナーベル   原作   ジャン=ドミニク・ボビー 『潜水服は蝶の夢を見る』    脚色   ロナルド・ハーウッド          撮影   ヤヌス・カミンスキー                   音楽   ポール・カンテロン              ...... more
Tracked from Matthewの映画日記? at 2008-02-24 10:55
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
今日は『潜水服は蝶の夢を見る』を見てきました。 主人公ジャン=ドー役をジョニーが演じるかもしれなかったと知り、見てみたくなった作品です。 実際にジャン=ドー役を演じたのは、マチュー・アマルリックっていう役者さんなのですが、演技、非常に良かったです。ある意味、ジョニーじゃなくて良かったなと思いました(なんとなくですが、ジョニーだとカッコ良すぎちゃって×だったかも{/namida/}) 右目瞼の縫いつけシーンはリアルだった{/face_acha/}自分が中から見てる感覚がちょっと嫌だった{/down/}...... more
Tracked from めでぃあみっくす at 2008-02-24 15:27
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
言葉では巧く表現できない、とても不思議な感覚を味わった映画でした。特に泣けるシーンがある訳でもないですし、魂を揺さぶられるほどの感動がある訳でもないのに、なぜか機会あらばもう一度見たくなるこの感覚。私も映画館通いを10年していますが、こんな感覚は初めてでし....... more
Tracked from Osaka-cinema.. at 2008-02-25 06:20
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
今年のアカデミー賞の監督・撮影・脚色・編集賞の 4部門にノミネートされ、「パイレーツ~」の ジョニーデップが大絶賛! (本来なら、ジョニーデップ主演でしたが、「パイレーツ~」の 撮影で降板になったとのこと) 主演男優賞をあげても良いのではと、個人的には 思いますが。 映画「潜水服は蝶の夢を見る」 あらすじ・ 病院のベッドで目を開けたジャン=ドー(マチュー・アマルリック)は 自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。 そして身体がまったく動かず...... more
Tracked from 映画レビュー トラックバ.. at 2008-02-25 19:24
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」レビュー
「潜水服は蝶の夢を見る」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ、アンヌ・コンシニ、オラツ・ロペス・ヘルメンディア、ジャン=ピエール・カッセル、マリナ・ハンズ、マック..... more
Tracked from レザボアCATs at 2008-02-26 00:01
タイトル : 30●潜水服は蝶の夢を見る
シェアブログminiに投稿 '08年ゴールデン・グローブ賞、監督賞・外国語映画賞おめでと〜!それと、マチュー・アマルリックのセザール賞、主演男優賞受賞もその他、セザール賞編集賞受賞、他、アカデミー賞も主要7部門ノミネート。... more
Tracked from la Casa del .. at 2008-02-26 13:19
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
              *公式サイト 2007年/フランス/112分 原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON 監督:ジュリアン・シュナーベル 原作:ジャン=ドミニク・ボビー 出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリー=ジョゼ・クローズ、アンヌ・コンシニー、マックス・フォン・シド ジャン=ドミニク・ボビーはELLE誌の名編集長、43歳、子ども3人の父親。ある日突然、脳梗塞で倒れ意識は元のままなのに、身体的自由を全て奪われた状態、ロックト・インシンドローム(閉...... more
Tracked from Gingham Notes at 2008-02-28 00:47
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』
『潜水服は蝶の夢を見る』を観ました。 ジャン=ドミニク・ボビーは、ファッション誌『ELLE』の編集長。愛称は、ジャン=ドー。いまは恋人と暮らしているが、休日には3人の子どもと会い、子どもたちの母親とも関係は円満、仕事も何もかもが順風満帆に輝いていました。しかしある日、目覚めるとそこは病室でした。脳梗塞で倒れ全身麻痺、寝たきりの生活を余儀なくされます。唯一自由になるのは、左目だけ。この状態はロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)と呼ばれ、ジャン=ドーは重い潜水服をまとっているようだと言います。...... more
Tracked from ダディャーナザン!ナズェ.. at 2008-03-01 09:45
タイトル : 【2008-45】潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaph..
人気ブログランキングの順位は? ぼくは生きている。話せず、身体は動かせないが、 確実に生きている。 ジャン=ドミニク・ボビー ELLE編集長、42歳、子供3人の父親。 ある日倒れ、身体の自由を失った。 そして左目の瞬きだけで語り始める。 蝶のように飛び立....... more
Tracked from キマグレなヒトリゴト at 2008-03-01 21:29
タイトル : 『LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLO..
瞬きだけで綴る人生とは。 ぽちっとプリーズ。 潜水服は蝶の夢を見る ... more
Tracked from シュフのきまぐれシネマ at 2008-03-02 13:11
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
潜水服は蝶の夢を見る  2/9(土)@チネチッタ こう毎週末になると雪じゃ寒くてヤんなっちゃうわっとバーゲンでゲットしたパラビオンの紫色の長靴を履いて行ってきました。なのに川崎は雪残ってないでやんの。海っぺりは暖かいのかしらん。 初日なのに深... more
Tracked from Happy Together at 2008-03-02 16:07
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』(07フランス=アメリカ)
ジュリアン・シュナーベル監督の最新作は、脳梗塞で左目の瞼以外の自由を失ったジャン=ドミニック・ボビーの実話を映画化した意欲作。主人公目線で綴る日々は、想像力と前向きに生きる力に溢れています。マチューの眼力も花丸♪ ... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2008-03-02 23:03
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
ぼくは生きている。話せず、身体は動かないが、確実に生きている。 「身体は“潜水服”を着たように重くても、ぼくの想像力と記憶は、“蝶”のように自由に羽ばたく__。」実在した奇跡の伊達男、ジャン=ドミニク・ボビー!   順風満帆に輝いていた人生が、ある...... more
Tracked from SGA屋物語紹介所 at 2008-03-03 21:51
タイトル : 目は口ほどにものを言える ジュリアン・シュナーベル 『潜..
世界的に有名なファッション雑誌『ELLE』の編集長、ジャン・ドミニク・ボビー(通... more
Tracked from 佐藤秀の徒然\{?。?}.. at 2008-03-05 23:03
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
ジャン=ドミニック ボービー原作、 ジュリアン・シュナーベル監督、マチュー・アマルリック、マリー=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー。原作者の実体験に基づいた映画で、本来なら「潜水服」というより「潜水鐘」。英訳はDiving Bellだ。最も原始的な潜水装置で...... more
Tracked from Sweet*Days** at 2008-03-06 08:46
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』
監督:ジュリアン・シュナベール CAST:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ 他 第60回カンヌ映画祭 監督賞他受賞 第65回ゴールデン・グローブ賞 最優秀監督賞、最優秀外国語映画賞受賞 第8...... more
Tracked from 三毛猫《sannkene.. at 2008-03-08 12:24
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」(フランス/アメリカ 2007年)
42歳のジャン=ドミニク・ボビー。 3週間の眠りから覚めた彼は身体の自由を失くしていた。... more
Tracked from Aspiring Bo.. at 2008-03-09 00:47
タイトル : 映画「潜水服は蝶の夢を見る」を観ました、2008年 8本目
製作年 : 2007年 製作国 : フランス=アメリカ 実話です。感動!すごい映画です☆ おすすめ度120%。 「ELLE」の元編集長が突然、脳の病気で倒れてしまう。 3人の子供との生活、バリバリこなしていた仕事も、その日を境に一変してしまう。 体中が麻痺しているのだが、唯一左まぶたを動かす神経だけは残っていた。 「はい」ならまばたき1回、「いいえ」ならまばたき2回等というように、徐々にコミュニケーションも とれるようになった。そこで、特殊な方法で自分の意志も伝えられるようになって行く。 彼はすべ...... more
Tracked from 空想俳人日記 at 2008-03-09 07:19
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
瞬きの 紡ぐ人生 羽ばたきの   それにしても、イントロのクレジット(背景がX線写真)から、この映画やるな、そう思わせぶりの作品。と思いきや、本編に入ると、いきなり朦朧とした映像。そうか、観客は主人公の目を通して周囲を見ているんだ。私たちは主人公その人なん... more
Tracked from 【映画がはねたら、都バス.. at 2008-03-09 09:52
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」:春日二丁目バス停付近の会話
{/hiyo_en2/}学校の校門が並んでいる風景を見ると、この時期、卒業の頃が思い出されるわ。 {/kaeru_en4/}おや、お前にも卒業なんて頃があったのか。 {/hiyo_en2/}当たり前じゃない。早く窮屈なセーラー服を脱ぎ捨てて、蝶のように美しく変身したいって願ったものよ。 {/kaeru_en4/}そうか。蝶になるはずが、蛾になっちゃったってわけか。 {/hiyo_en2/}失礼ね。夢見るくらい自由じゃない。 {/kaeru_en4/}「セーラー服は蝶の夢を見る」ってか。 {/hiyo...... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2008-03-09 23:00
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る☆マチュー・アマルリックの素晴らしい..
  20万回の瞬きで自伝を綴った、驚異の実話! 圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作    2月16日、京都シネマにて鑑賞・・・・・。       実在した奇跡の伊達男、ジャン=ドミニク・ボビー 彼はファッション界を左右するフランス版ELLEの名編集長だった。2人の子持ちだった。42歳のとき、突然脳梗塞で倒れて、生死をさまよった後に目覚めると、左目以外は動かない状態になっていた意識、知力は元のままなのに、身体的自由はすべて奪われた状態、ロッ...... more
Tracked from 映画館で観ましょ♪ at 2008-03-14 23:49
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』 2008-No16
実在したフランス版「ELLE」の編集長。 42歳で脳梗塞で倒れてしまう。 身体はまったく動かない・・・唯一動くのは左目だけ。 その唯一動く左目の瞬きで伝え書き上げた自伝。 富も名声も持ち`..... more
Tracked from SCARECROW'SR.. at 2008-03-15 21:02
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る(2007年・仏/米)
★彼が綴った言葉を是非読んでみたい…と思わせられる作品です★実は…個人的に難病系の映画が苦手なんです。その理由については一部の作品で見られる「は〜い、泣ける映画を作りましたよ〜、この映画で泣かない人は心が貧しい人ですよ〜、クライマックスは思いっきり盛り...... more
Tracked from しぇんて的風来坊ブログ at 2008-03-15 23:49
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
病気で一箇所以外まったく体が動けなくなった(視聴覚は温存)フランス著名ファッション雑誌編集長が、唯一動く片方の目とその瞬きを使って書いた自叙伝を基にした映画。 その目が追う視線と視覚を味わう映像感覚。 瞬きを文字に当てはめる技を使って丹念に単語を文を記録し、或いはコミュニケートする協力者の(決して悲壮感を漂わさないけれどただならぬ)忍耐。 シニカルな視点で真面目ではない人物と、決して家族だけではなかった恋人の存在。で、父や妻や子供への愛。 不自由さを逆バネにしてできた物語は、絵も音楽も、オトナ...... more
Tracked from KINTYRE窶儡DIARY at 2008-03-27 21:28
タイトル : 映画『潜水服は蝶の夢を見る』を観て
22.潜水服は蝶の夢を見る■原題:LeScaphandreetlePapillon■製作年・国:2007年、フランス=アメリカ■上映時間:112分■鑑賞日:2月16日、シネマライズ(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ジュリアン・シュナーベル□脚本:ロナルド・ハー...... more
Tracked from 日々のつぶやき at 2008-03-28 17:52
タイトル : 【潜水服は蝶の夢を見る】
監督:ジュリアン:シュナーベル 出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、マリ=ジョゼ・クローズ 『ぼくは生きている。』 「それまで有名雑誌の編集者として活躍し幸せに暮らしてきたのに、突然体に自由を失うロックト・インシンドロームに冒さ... more
Tracked from 俺の明日はどっちだ at 2008-04-06 07:45
タイトル : 「潜水服は蝶の夢を見る」 LE SCAPHANDRE E..
息子とドライヴ中に突然の病に倒れ、身体の自由を奪われてしまったELLE編集長、通称“ジャン=ドー”が、全身の中で唯一動く左目の瞬きだけで綴った自伝ベストセラーを映画化した作品。 いかにもフランス映画といったシャルル・トレネの“ La Mer ”が流れる中、レントゲンの検査画像が流れるといった深刻でありながら軽やかなオープニングクレジットのシーンが象徴しているように決して明るい内容ではないけれど、どこか突き抜けた希望に満ちていて、いろんな意味で見ごたえ充分な仕上がり。 “ ロックト・イン・シン...... more
Tracked from mimiaエーガ日記 at 2008-04-12 15:47
タイトル : 『潜水服は蝶の夢をみる』
原題:『LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON』英題:THE ... more
Tracked from y(o)u's-film.. at 2008-04-17 17:22
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
3/30に劇場にて鑑賞 久しぶりに女の子と映画に。 この映画はずっと観たかったんだけどテーマがテーマだけになかなかいけずにいたんだけど、その子が看護師ってことで行ってみようと思った。 観れて良かったと思う。これはすごくいい映画だと思う。看護師のその子に感謝しないと。 その子はこの映画は男目線の映画ということと、この主人公はすごく幸せな人だという意見を言っていた。 これは僕にとっては意外な感想でこういう意見を聞けたときに人と映画を観たという喜びを味わうことが出来るんだと思う。 その子の意見としては、...... more
Tracked from I am invinci.. at 2008-04-21 06:12
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る
ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)、愛称ジャン=ドーは「ELLE」の敏腕編集長、働き盛りの40代前半。 3人の子供の父ではあるが、女性関係も色々と。 そんな彼が目覚めると、そこは病院のベッドの上。... more
Tracked from 月影の舞 at 2008-04-25 16:48
タイトル : ●「潜水服は蝶の夢を見る」
レイトで「潜水服は蝶の夢を見る」を観た。 予告編を観た時、「ジョニーは戦場へ行った」を 思い出してしまった。 全くテーマは違うのだが、主人公の置かれている立場を みたとき、絶望さが似ている気がした。 でも、シナリオつながりの方の日記で、 こ... more
Tracked from CHEAP THRILL at 2008-06-28 21:25
タイトル : 真・映画日記『潜水服は蝶の夢を見る』
JUGEMテーマ:映画 2月10日(日)◆711日目◆ 昼前に外出するが、 JR吉川駅で立ち往生。 武蔵野線が止まっていたからだ。 12時半過ぎにようやく電車が来る。 これなら『ミスター・ロンリー』の3時からの回が丁度いいかも。 とりあえず「シネマライズ」へ向かう。 着いたのは午後2時前。 同じ映画館で『潜水服は蝶の夢を見る』もやっている。 近くにいた係員に次の回の時間を聞くと2時半の回だとか。 間に合うじゃないか。 ということで、『潜水服は蝶の夢を見る』を...... more
Tracked from サーカスな日々 at 2008-07-29 03:50
タイトル : mini review 08316「潜水服は蝶の夢を見る..
ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説。『夜になるまえに』のジュリアン・シュナーベルが監督を務めている。主人公を演じるのは『ミュンヘン』のマチュー・アマルリック。シリアスな展開の中に温かいユーモアが味わえる一方、独特の映像美も堪能できる感動の実話だ。[もっと詳しく] 「記憶」と「想像力」は、最後に僕たちに残される人...... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2008-10-11 16:21
タイトル : 『潜水服は蝶の夢を見る』'07・仏
あらすじ昏睡状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識は、はっきりしているにもかかわらず、言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)はま...... more
Tracked from むーびーふぁんたすてぃっく at 2010-04-25 04:29
タイトル : 潜水服は蝶の夢を見る - Le scaphandre e..
潜水服は蝶の夢を見る 特別版【初回限定生産】 [DVD] 「潜水服は蝶の夢を見る - Le scaphandre et le papillon -」 感想 20万回の瞬きで自伝を綴った、奇跡の実話! 「ロックトイン・シンドローム」を...... more
Commented by マダムS at 2008-02-14 22:45 x
色戒のコメント有難う~ あれはあれでとても気に行った作品だけど、こちらを観たら文句なく私も☆5つでした! 映像も音楽もすべてが完璧でしたね!やられました! かえるさんのマチューも素晴しかったですね♪ 目だけの演技だなんてどんなにか大変だったでしょうね~~
元気だった頃との対比も切なく泣けて泣けてしかたなかったです。
「想像力と記憶」だけでなく、やはり元々本人が持っているポジティブな性格もあったのでしょうけれども見ているこちらが励まされたりで・・
いや~ほんと、監督のチカラにも拍手!ですね!!
Commented by シャーロット at 2008-02-14 23:29 x
ぼんそわ。
あ、忘れてました、ニジンスキーの牧神。すごく感激したのでしたよ。
あれはパリオペのエトワール、ニコラ・ル・リッシュ氏でした。(「オーロラ」で画家の役を演じた方です)
そうそう病院が宮殿と化してるシーンももろドツボでありました。
もう一度見たいなと思ってるのに中々時間が作れなくてやきもきしてたりするのですけど・・・こんなにも映画で創造力の素晴らしさをパーフェクトに魅せてくれる作品にはそんなに出会えないと思えばこそ、何度でも見に行きたい!ほんと、拍手ですー。
Commented by 哀生龍 at 2008-02-15 00:06 x
フランス語は苦手ですが、マチューの繊細な演技が見たい!
人間の底力と希望を、感じたい。
ちょっとフェレに似ているニコラのニジンスキーも見てみたい(笑)
私事なので詳しい理由は書きませんが、とにかく見られる精神状態になったら必ず見ます!!
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-16 00:41
マダムS さん♪
色戒は私好みではありませんでしたが、こちらはモロ好みでしたー。私が映画に求めるものの多くが詰め込まれていた感じですー。普通は、いくつかの気に入らない点があったりするんですが、、これはホントに完璧。ふふふふふ、私の私の私のマチューも素晴らしかったですわよねー。ミュンヘンみたいな役柄も面白かったけど、やっぱり軽やかな役が似合うんですよねー。エイガコムのインタビュー記事によりますと、撮影の時はそれほどに苦労はしなかったそうです。
もちろん、こういった病にかかってしまうのはどんな人だってつらいに違いないんですが、アクティブに人生を謳歌していた人ほどそのギャップに痛々しさを感じたりしますよね。「海を飛ぶ夢」もそうだったけど。でも、そう、だからこそ、その陽性のエネルギーがそのまま生きる力に繋がったともいえるんですよね。ホントに励まされました。ジュリアン、天才!
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-16 00:45
シャーロットさん♪
牧神の跳躍にはめちゃめちゃ感動しましたよー。
12月にバレエ・リュスを観ていなかったら、私はニジンスキーという名前にときめいたりはしなかったに違いないのですが。そんな映画の連なりが嬉しくもあり。そして、「オーロラ」を観ているおかげで、あのニコラなのねーってほくそ笑むこともできるわけで。たったあれだけの出演を受けてくれたなんて、ステキですねー。
私は鑑賞したその日は、あまりにもガツンと感動、大満足をしたので、もうこれは再見する必要はないかも、って思ったんですよ。でも、やっぱりこうやって、ディテールの一つ一つを思い起こしていると、やっぱりもう一度体感したくなりますねー。ワーナーマイカルで4月に上映されるから、その時にまた行こうかなぁ。ホント、パーフェクトでした。サントラは出てないんですね・・。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-16 00:48
哀生龍 さん♪
マチューの繊細な演技をどうぞご覧くださいませー。
声だけだったり、動いてなかったりっていう場面も多々あるので、繊細さはそんなに見られないかもしれないけど、静と動の両方が楽しめますー。
ニコラさんはホントに一瞬、それもフェレ似だなんてわからないような牧神姿で登場しますから、そちらはあまり期待しない方が・・(笑)
これはできればスクリーンでご覧いただきたいですー。4月にワーナーでとか。
Commented by margot2005 at 2008-02-16 22:05
ヴォンソワでございます!
マチュー良かったですね!
新聞の映画欄に監督の“フランス人が主人公のフランスが舞台なので、フランス人マチューが演じて、フランス語で映画に出来て良かった”のようなコメントありましたね。
ジョニーで英語じゃちょっと??かも知れませんね...
女性たちの発する「ウー、エス、アー」のリフレイン、実際だと疲れたことでしょうね?
難病に侵された主人公なのに、ユーモア交えて描くって、フランス映画だなぁと感じます。
Commented by mezzotint at 2008-02-16 22:21 x
今晩は☆★
ベルイマン監督の名前間違いではお世話になりました。
本日、この作品を鑑賞してまいりました。
マチュー・アマルリック、「キングス&クイーン」で、
彼のことを知り、それ以来気になる俳優さんです。
いやあ~瞬き演技、凄かったです。口も歪んだ状態で
大変だっただろうと・・・・。記事をUPしましたら、TBさせて
頂きます。フランス語のABC・・・が耳に残っております。
Commented by sally at 2008-02-17 00:12 x
そうなんです、想像力の素晴らしさをここまで鮮やかに描いてくれたことに感嘆でした。
途中からカメラの目線が自由になって、変わりますよね。その瞬間は本当に心が震えるような感じがありました。ここから精神が開放されたんだろうなーって。
病院内が宮殿になったり、もう印象的な画がありすぎて素晴らしく素敵な作品でしたー。
ところで・・・
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
なるほどー、似てますね。というか名詞入れ替えたら同じですね(笑)
Commented by ボー at 2008-02-17 10:08 x
こんにちは!
マチュー、お好きなんですね! うちの感想では全く触れなかった…。
映画が素晴らしいのは当然、主演者も素晴らしいのは言わずとしれたことですよね!
Commented by きーさく at 2008-02-17 18:33 x
こんにちわ。
体が壊れても、心が壊れなければ道はある。
この映画を観てそう思いました。
すばらしい映画です。
Commented by となひょう at 2008-02-17 20:30 x
かえるさん、こんにちはぁぁぁ。
早々にTB&コメントありがとうございます。
素晴らしかったですね
特に映像が素晴らしかったのは、ジュリアン・シュナーベル監督だからこそ!ですかねぇ
氷山(そそそ、間違えてました。ご指摘ありがとうございます)の映像も見事だし。かえるさんの挙げている病院の廊下が宮殿に変わる場面も素敵だったぁぁぁ。
最初は絶望から「死にたい」と伝えたジャンが、こんな風に自伝をまばたきで綴るという流れも感動的だったし。更に、アルファベットを根気良く読み上げた人たちの姿にも心を打たれました。
今回、私は涙をこぼすという風にはならなかったけれど。
感動したことには変わりないです。
この作品も、暫く余韻に浸れると思います。
数日経ってから、また感動ポイントを思い出したりしそうな、そんな予感のする秀作でしたー。

追伸:ショーン・ヤングはどうしたんですか?以前から「ぷっつん女優」と呼ばれていた記憶があるけど。また何か騒動を?久々に名前を聞きました~。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-18 00:28
margot さん♪
マチューよかったですよねぇぇぇぇ!!
おお、そうですかー。アメリカで活動している監督自身が「フランス語で映画に出来て良かった」と発言していたとは嬉しいですね。だって、脚本は英語なんですよね。それをフランス語でやることになった判断はホントにスバラシイです。イー、エス、エイじゃダメなんです。いや、英語だったら、使用頻度の並び順がまた変わってきますかな。バタフライじゃなくて、パピヨンなのがいいんですよねー。
こういった題材を可哀想なオハナシにするんじゃなくて、ユーモアをいっぱいに描いているところがホントにステキです。フランス映画のそこが好き。そういえば、マリ=ジョゼ・クローズが出ていたカナダ映画『みなさん、さようなら』もフランス語圏でそういうタッチで好きでした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-18 00:31
mezzotint さん♪
その件は、私自身も間違っていたのでー。(笑)
マチュー・アマルリックも時々、アルマリックと言いそうになるので要注意です。
おお、『キングス&クイーン』のマチューは最高でしたよね。あれを見たら、誰もがマチューのファンになりますよね。どうぞ、どんどん気にしてください!キングは2006年のmyベストシネマですー。
そして、今作でもお見事でしたよね。存在感のある左眼を見せつけてくれました。口は、ああいう歪んだ形にするための器具?を口の中に入れていたみたいですね。その状態もつらそう・・・。
mezzotint さんの記事のTBもお待ちしていますー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-18 00:52
sally さん♪
予告も観なかったし、予備知識は極力入れないようにしていたんだけど、タイトルの蝶が意味することって、映画を観る前からなんとなくわかっていたんですよね。だけど、シュナーベルの演出、表現手法は、私の予想を軽々と超越した感動的なものでした。
想像力の素晴らしさがスクリーンいっぱいに表現されていて、ホントに感嘆。その軽やかさ、リズムがまたすごくよくて、まさに蝶のようでしたよね。カメラワークもステキでしたよねー。どのシーンも魅力的で印象的でクラクラしちゃいます。
邦題はステキな響きがする感じだけど、わたし的にはアウトです。(笑) 服は夢を見ないしね。映画本編を見たら、蝶の夢を見るっていうのは違うって思いましたし。潜水夫が蝶になる、そして、潜水夫の子どもは蝶を見るだろうー
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-18 01:07
ボー さん♪
マチュー好きなのですー。どうぞ、よろしくです。
世界的には、監督の素晴らしさが飛び抜けて脚光を浴びている感じなんですが、俳優陣も素晴らしかったと思います。
本国のセザール賞では、マチューもちゃんと主演男優賞にノミネートされていますしね。
007の次作「ボンド22」の悪役もどうぞよろしくー
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-19 07:39
きーさく さん♪
これも一つの道なんですよね。
健康で自由であることの幸せを知り尽くしていると、体がダメになっちゃったら、絶望してしまうものだけど、意識だけ・まばたきだけだって、こんなにしなやかなに生きられるんですよね。
ホントにすばらしい映画です。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-19 07:39
となひょう さん♪
どこをどう見ても素晴らしかったですねー。
芸術家ジュリアン・シュナーベルならではのものですよね。
去年、建築家フランク・ゲーリーのドキュメンタリー映画に出演していたシュナーベル監督の風格ある姿を見て、タダモノじゃないなぁと思わされたんですが、こういう映画を作るわけですよ。
氷山を、自然ドキュメンタリー作品の中で目にすることはあったけれど、こういう内なるもの表現でその映像が使われるっていうのがまたすごいですよね。
ジャ・ドーの強さにも、周囲の人たちの献身にもそれぞれ感動させられましたよね。苦悩し、心配している姿を映し出すより、何度もアルファベットの音読が繰り返されることの方がどんなに感動的かって。
ワタシ的には今のトコ今年の三本の指に入る涙映画でした。
余韻が残りますよねー。
ショーン・ヤングは相変わらず「ぷっつん女優」を続けているようですー。
Commented by 真紅 at 2008-02-19 13:55 x
かえるさま、こんにちは。五つ星ですね。感激が伝わってきます。
私も、すっかりジャン=ドーに同化してしまいました。
映画だからこそできる映像を見せてもらって、、感無量でした。
邦題は、原作の邦題に合わせたのでしょうね?
これから原作を読むのですが、ドキドキです~。
できたら再見したいなって思ってます♪
ではでは、またです~。
Commented by jester at 2008-02-20 09:42 x
かえるさん、おじゃまします。
わたしもやっと記事をアップできました。
なんかいろいろ考えてしまい、なかなか文字に出来なくて・・・・

自分がどれだけの事を与えられているのか、とても良くわかりました。

原作を先に読んだのですが、原作より映画のほうが感動しました!
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-20 10:06
真紅 さん♪
五つ星!
星取は、基本的には(年間ベストを決める時に融通がきくようにという理由もあって)五つ星はほとんど出さない方向で、限りなく五つ星に近いものでも、月のまとめの際には、四つ星半以上という括りに留める方針の私でした。が、本作はもう完璧だ!って思えたので、鑑賞後に即五つ星進呈となりましたー。
どんな映画だって多かれ少なかれ主人公に同化したように共感するものであるわけですが、ここまで映画館の客席に座っている自分が、ベッドで寝たきりのその男自身になってしまうというのは衝撃的ですらありましたよ。
邦題はそうですね。いつもなら、配給会社のセンスにケチをつけるわけですが、今回の場合、凝り過ぎだったのは出版社の方ってことですかね。インパクトのある素敵風な題だとは思いますが。
私も原作が気になりますー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-21 20:04
jester さん♪
そうですかー。なかなか文章にできなかったですか。
私の場合はむしろ逆で、大いに感動しちゃったので書くことがあれこれと浮かびました。
彼の立場、周囲の人間の立場たったら、自分は・・・なんてことを考えると思考はとめどないののですが、私は鑑賞時にはとにかく頭で考えるより、感情が揺さぶられたって感じでした。
そうですね。健康で自由な自分はとても幸せです。
原作ももちろん感動的なんでしょうが、映画には多重な感動がありましたよねー。
Commented by ぺろんぱ at 2008-02-21 20:23 x
 ジャン・ドーが絶望の淵から精神の再起を見せるまでのあの潔さ・・・、華々しささえ感じる「表現者」としての芸術家魂に、心動かされました。
そしてそれをシュナーベル監督が見事にスクリーンに描いてくれていましたね。私はあの映像世界に魅せられました。
そしてこのかえるさんのレヴューにも、感動の余韻がビシバシと伝わってきて“超の夢を見るが如く”酔いしれました!
Commented by toe at 2008-02-21 23:52 x
かえるさん、こんにちは。

大変、ご無沙汰しております。

コメントありがとうございましたm(_ _)m
長い間、沈黙しておりましたが、ボチボチ映画を見ています。
良かったら、また遊びに来てください。

この映画、いい映画でしたね~。
ジョニー・デップバージョンも見たかった気がします。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-22 22:57
ぺろんぱ さん♪
私は『海を飛ぶ夢』もアリと思ってしまう人間なので、ジャン・ドーの最初の絶望にも大いに共感してしまいました。でも、周囲の人たちの本気に接して、やがてその状態をゆっくりと受け容れていき、再起に向かってくれたのですよね。その姿に心うたれずにはいられませんでしたよね。実際にはもっともっと絶望の淵をさまよったに違いないんですが、彼がまばたきで紡いだ文章はエスプリにあふれた朗らかでさわやかなものだったから、またグッときちゃいますよね。ジャン・ドーの滑らかな語り口、心意気を尊重し、シュナーベル監督も湿っぽくならずに詩的に芸術性いっぱいの映画にしてくれたものだから、さらに感激。私も映像世界に酔いしれましたー。
ふふ。興奮さめやらぬうちにと、レヴューはがんばって鑑賞日の翌日に書いたので、私の感動も伝わったのなら嬉しいでーす。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-22 22:57
toe さん♪
たいへんご無沙汰でしたー。
かれこれ1年くらい前だったかにのぞいた時は、ランチネタや旅ネタ記事を読ませていただいたんですが、映画はご覧になっていないのねと足が遠のいてしまっていました。
ホント、なつかしいーって感じです。
またおうかがいしますねー。
この映画はいい映画でした。というか傑作印。
性懲りもなくというか、2、3年前よりもたくさん映画を観ている私ですが、これにはもうもうすぺしゃるな感動がありました。
ジョニデだったら、どんな感じになったかなぁというのは気になりますよね。
でも、これはマチューでいいんです。(笑)
Commented by moviepad at 2008-02-24 10:17 x
かえるさん、おはようございます。

カメラがジャン・ドーの視線そのものになっていたましたね。
かえるさんは前もって想像できましたか...すごい!
僕はカメラが瞬きまでするとは思いませんでした。
下手に第3者の視点を混ぜていないところがいい。

これは画家であるジュリアン・シュナーベルならではの
語り口です。
見終わった直後はそれほどでもなかったのですが
徐々に余韻がじわ~と拡がってきた映画でした!
Commented by Matthew at 2008-02-24 11:31 x
TBいただきありがとうございました。
外から障害者を見る人にとって、医療機関の人だろうと家族だろうと、本人の気持ちなどわかりもしない。「死にたい」といったジャン=ドーに対し、言語療法士は「失礼よ」と怒りますが、自分が本人の立場だったらどうなんだと思った。生きること、人間の強さみたいなものも感じた映画でしたが、語られることのない障害者側からの発言でもあったように思いました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-25 00:15
moviepad さん♪
いやいや、あんまり先に予想するなんてやめとこうと思いつつ、待ちこがれる過程で、左眼しか動かせない寝たきり状態の主人公を描いたドラマなら、カメラが彼の目の役割をおったりするんだろうなぁとボンヤリ考えたのですよ。
でもね、自分の想像なんて薄っぺらい単純なものでしたよ。
観る前にイメージした映像の比ではない、カメラづかいでした。
想像したものに対してサラリと超越する映像表現をされたゆえに私の感動は大きなものになったというわけなんです。
そう、まばたきまでするとは思わなかった。
ジャン・ドーの足として映っていたのは、カミンスキーの足だったりしたようで。
スピルバーグならそんな撮り方はさせないでしょうー。
監督が画家、アーティストならではの表現にあふれていましたよね。
記事の最後にリンクを入れたのですが、MovieWalkerのインタビューの内容も監督のことが書かれていて興味深いですよ。
Commented by fyamasan at 2008-02-25 06:24
TBありがとうございます。

僕も「空を飛ぶ夢」を思い出しました。
ちょっとDVDでまた見直ししようと考えています。

ショーン・ヤング事件は知りませんでした。
確かに、この邦題は、そのままなんで、なにかピタッと
くるような邦題にして欲しかったですね。

映像の切り口といいますか、画面のアングルが凄くて、
とても興奮してしまいました。
また、宜しくお願いします。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-25 21:20
Matthew さん♪
コメントありがとうございます。
そうですね。もちろん、当事者でなければ、その本当の思いなんてわからないものですよね。
ただ、その場面に関しては、私はそういう受け止め方はしなかったです。
ジャン・ドーの死にたいという思いにも共感しつつ、そんなことを言われたたら本気で悲しくて、腹立たしくさえ思った彼女の気持ちにも感動しましたよ。
自分が彼の立場だったら、同じように思うかもしれない、でも、だからといって、医療にたずさわる人、周囲の人たちが、前向きになることを放棄すべきではないわけで。あの場面は、彼の言葉を聞いて本気でショックを受ける彼女にグッときましたよ。たぶん、ジャ・ドーもそうだったと思うんです。だから、なんとかこの方法でがんばってみようと思ったんだなぁって。
"障害者"という言葉を使うこともあまり好きではないんですが、そういう知られざる本音が描かれていて、観客がそれを疑似体験できる味わい深さがありましたよね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-25 21:46
fyamasan さん♪
コメントありがとうございます。
空じゃなくて、海を飛ぶ夢を思い出しますよねー。
海~の方も、想像力で海まで飛んでいくシーンがすばらしく感動的でした。
バビエルはオスカーとりましたし、見直したくなりますね。

ショーン・ヤングの件は、私もよくは知らないんですが、
ちょっと困った行動をしたようで、ニュースになってました。
邦題はそう、詩的でよいタイトルだと感じる方もいるようですが、
私としてはちょっと飛躍しすぎ且つ、アンドロイドを思い出しちゃうのでよろしくないんです。。

映像はとにかくステキでしたよねー。
すごく面白い、独創的なカメラワーク、フレームづかいでしたよね。
画家ならではの発想に嬉しくなります。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
Commented by とらねこ at 2008-02-26 00:00 x
こんばんは!かえるさん!
このマチュー・アマルリックは、本当に素晴らしい演技でしたよね!
セザール賞、本当におめでとうです!!
なんとも言えない素晴らしい作品でした。
これ、間違いなくジュリアン・シュナーベルの最高傑作じゃないでしょうか?
そうそう、ニジンスキーの「最後の跳躍」を映像化したというのに、もう感激しまくりの出だしでしたよね。
私は5年前からずっと、ニジンスキーのポストカードを部屋に飾っています♪
Commented by おたむ at 2008-02-26 01:03 x
かえるさん、TB&コメントありがとございます♪
キャスティング最高ですよね~。これ以上はありえないくらい。
悲劇の人を、“可哀想な人”じゃなくて“格好イイ人”に描いてしまう監督の視点に脱帽です。本当素敵な作品に出会えて嬉しい。
また遊びにきますね~。
Commented by rubicone at 2008-02-26 13:17 x
かえるさん!素晴らしい作品でした!!
最初は観に行こうかどうしようか迷っていたのですが、(妙な感涙ものだったらいやだなあ、と思ったりして)予告編での映像と観に行かれたみなさんの評判が高かったので出かけてきました。いや、ほんとに観てよかった~♪特にジャン=ドーの目となっていたカメラの映像に惹かれました。想像の世界、記憶の世界では大きく羽ばたいているあの映像~。病院でのニジンスキー、私も感激しました。「バレエ・リュス」観た後だったので余計、おおっ、ここでもお会いしましたね~、と。
静かで明るい気持ちを抱いて、帰路につきました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-27 09:14
とらねこ さん♪
のマチュー・アマルリック、セザール賞受賞おめでとう!
ありがとう!
すばらしい演技でしたよね。そして何ともすばらしい作品。
映画監督としては寡作なシュナーベルですから、当然に今作が最高傑作だと思いますー。はい。
おお、とらねこさんはニジンスキーファンなのね。
登場人物の想像が映像化されるって、映画の常套なんだけど、ニジンスキーが目の前に現われて、軽やかに跳躍する場面なんて、なかなかないですよね。
そのステキな発想プラス見事な躍動感に初っぱなから感嘆。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-27 09:19
おたむ さん♪
訪問ありがとうございます。
完璧なキャスティングでしたよね。
観る前から、「愛されるためにここにいる」コンビが出演しているなぁとか、マリ・ジョゼにエマニュエル・セニエにマリナ・ハンズだなんて、キャスティングにわくわくしていたのですが、みな期待以上の存在感でした。
そうですね、こういう題材は、主人公が同情すべき善人として描かれることがありがちなのに、清々しくイキでカッコイイ人だったのが最高でした。
ぜひぜひまたいらしてくださいー。私もおうかがいしますー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-02-28 00:34
rubicone さん♪
おお、迷った末に劇場でご覧いただけてよかったです。
そうですね。病気や障害の可哀想さを前面に出したお涙頂戴映画は私も嫌いですよー。でも、これは監督がジュリアン・シュナーベルという時点で、そういう心配は無用だったかも。去年から、評判のよさに期待は高まっていましたが、こんなにも期待通り・期待以上だったので感嘆するほどでした。
映画は映像ありきだと思っていますが、こんなにもカメラのユニークな使い方で魅せてくれる作品はなかなかないですよね。
そうなんです。バレエ・リュスを観ていたおかげで、思いの外、ニジンスキーという人名に私たちは胸を高鳴らせちゃいましたよね。
なんとも言えない高揚感とあたたかさで心は満たされましたねー。
Commented by minori at 2008-03-01 21:35 x
かえるさん。こんばんわー。
私も評判のよいこの映画、楽しみにしていたのですが、ホントにシリアスでありながらユーモアもふんだんに取り入れたこの映画が好きになりました。それにしても凄い存在感。左目の演技も大変だし、あの歯医者での麻酔のあとのような唇(もっとも、私達の場合イメージはああでも実際はそういう風には見えないですが)にはただただ感嘆するばかり。ココロの中のウィットに富んだ突っ込みなんかもナイスでした。果たして私がああなったら、自伝を書くまで頑張れるかどうか。イマジンの世界はそれこそ何でもありだから楽しかったし、過去のシーンでも印象に残ってた髪がゆれるシーンだとか、そういうシーンも美しくて素晴らしかったですよね。

というわけでTBしまーす。最近またこちゃこちゃと見てるんですけどなかなか感想がおっつきませーん。ジュディ・クリスティのアウェイ・フロム・ハーもよかったのですが感想が書けず。かえるさんのところに来るたびに頑張ってるなーと思っています(笑)いい映画を観るととりあえずかえるさんの感想を読みにくる今日この頃です。というわけでまた!
Commented by リーチェン at 2008-03-02 16:18 x
かえるさん、いつもTBありがとうございます!

マチュー花丸ですね。
主人公の目から見た世界を体感させるという試みに驚き、自分や周りのことを冷静に分析しながら、心をはばたかせていく・・・

かえるさんのレビューもエクセレント!ほんとそのとおりです。
個人的にはアカデミー賞もの、多くの人に見てほしい映画ですね!

さてさて、ようやく関西で『ジプシーキャラバン』公開です。楽しみ♪
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-03 01:01
minori さん♪
好き好き大好きー。
悲劇性を前面に出した憐れみを誘うドラマだったらなら、心うたれてもこんなに好きだーっていう気持ちはあふれなかったと思うのだけど、そう、ユーモアが決め手ですよねー。
確かに、麻酔の後の唇はああいうふうに曲がっちゃっている感覚になりますな。本作の場合は、口の中に器具を入れて、ホントにああいうふうに曲がっていたわけなのだけど、逆に彼の方は曲がっている感覚がないのでしょうねぇぇ。
思考と、視力・聴力が正常だったら、心の中でじゃんじゃんツッコんじゃうでしょうね。口のきける今でこそ、そうだもの。サトラレにはなりたくないと思っていたけど、こういう状況なら、便利か??

おお、『アウェイ・フロム・ハー』をもうご覧になったのね。あれは初夏公開なのかな。
いやー、こんなことばかりしか頑張っていない私なので。
minoriちゃんは、オバとの戦いとか頑張ることが他にもありますからね。
テキトーに頑張ってくださいー。
Commented by SGA屋伍一 at 2008-03-03 21:49 x
おばんです。いやあ、いつにも増して気合入ってますねー

邦題はわたしは「胡蝶の夢」を連想しました。でも原題は単に『潜水服と蝶』なんですね・・・ シュールだ・・・

サッカー中継のシーンはわたしも好きです。ファッションの最先端を追っていて、難病にもへこたれないジャン・ドゥ氏をとりわけ身近に感じたシーンでした

ニジンスキーその他の幻想的な風景もよかったです。最初は牢獄のようだった病院が、ジャン・ドゥの心の移り変わりと共に華やかになっていくのが楽しかったですね

アカデミー賞(編集部門)は逃しちゃいましたね。まあわたしは賞レースには関心ないんですけど、編集といえばこの映画、普通なら最初にあるはずのシーン(息子とのドライブ)が、わりと最後の方に配置されてましたよね。これはどういう意図があったのかな・・・ 単にセンスの問題でしょうか
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-04 01:34
リーチェンさん♪
マチュー、ハナマルでしたよねー。
妄想の中の砂浜を転がるラブシーンだとか、マチューならではの軽やかさがよかったなぁと。
主観ショット、というのは映画の定番ながら、カメラがまぶしさや曇りやまばたきを表すなんてビックリでした。
そうやって、しっかと同化させられてしまいましたよねー。
潜水服の苦しさをめいっぱい実感したからこそ、その後の空想の羽ばたきがこの上なく開放的でー。
劇場鑑賞の歓びの感じられる映画ですよねー。

おおお、そして、次はジプシー・キャラバンなんですねー♪
こちらも生の躍動を大いに感じますね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-05 18:40
SGA屋伍一さん♪
気合いです。ジャン・ドーが「潜水服と蝶」を書き上げたのには、そんなんとは比べものにならない気合いが込められていたのでしょうが。
テレビを消されたシーンは心底悔しかったですよね。彼のおかれた状況の不自由さ・辛さが身にしみるさりげなくも重要な場面でしたね。
彼が倒れたシークエンスが終盤にあったのも私は好きでした。むむ、それって編集の人の仕事じゃなく脚本がそういうプロットか監督の指示かと思うのですが?それとは別に、編集もクールだったと思いますー。編集、セザール賞は取りましたよん。
Commented by Nyaggy at 2008-03-06 13:26 x
かえるさん、こんにちは。
かえるさんのレビューを拝見して、また瑞々しい感動がよみがえってきてます。
『海を飛ぶ夢』と設定は似ていても、全くアプローチが異なる作品でしたね~。
シュナーベル監督、私はお初だったのですが、なんて素晴らしいセンス
あふれた人なんだろう、と今まで知らなかったのが悔やまれてなりません。
カメラワークも音楽も、抜群に素敵で、描き出される美しい世界に
ゆらゆら浸ってしまいました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-08 07:24
Nyaggy さん♪
よみがえりますよねぇ。幾度となく。
『海を飛ぶ夢』との相違点もまた興味深かったですよねぇ。
海~の方でも、想像力によって森を飛び抜けて海へ行くシーンの感銘が印象深かったという共通項がありつつ、あちらのラモンは巧みに言葉で訴えることができた分、周囲の人々とのやり取りがドラマの主要部分でしたからね。
生きるということについて考えさせられるのは同じでも、ホント、そのアプローチ/映画としての表現方法はまるで違うもので、それぞれの醍醐味がありましたよね。
シュナーベル監督は芸術家ならではの仕事をしてくれますよね。
映画の作品数は少ないですけど、3作目にして巨匠の風格ですよね。
潜水にしても、蝶のはばたきにしても、ゆらゆらフワフワな感覚がついてくるのですが、その浮遊感がまたサイコーなんですよね。
崇高なのに、堅苦しさはなくて、身を任せるのが心地よくー
Commented by HIROMI at 2008-03-09 11:31 x
かえるさんTB・コメントありがとうございます。
深刻な題材なのに暗さがなく、乾いた明るい映像は高揚感がありました。自分が主人公になったような気持ちになるほどリアルだったし、シュナーベル監督に魅せられました。他の作品も観たいです。
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-10 01:30
HIROMI さん♪
こちらこそ、訪問ありがとうございます。
エスプリに満ちていて、明るく幻想的で、高揚感に包まれましたよね。
シュナーベル監督の最高傑作はまさに本作だと思いますが、前の2作も芸術家らしくってよいです。
HIROMI さんのサイトの方のプロフの好きな映画に、『真夜中のピアニスト』があったことに注目をしたのですが、この作品の編集でセザール賞をとったジュリエット・ウェルフランって、真夜ピの編集もした人なんですよね。
監督の構想の素晴らしさに撮影、編集技術の合わせ技でスタイリッシュな映像がつくられたのだなぁと思うのでしたー。
Commented by mezzotint at 2008-03-10 09:58 x
かえるさん
コメントありがとうございました。マチューが主役だったから
この作品のメッセージが観客の心をつかんだのだと思います。
ジョニーも素晴らしい俳優さんだけど、カリスマ性が強すぎる
からね(笑)マチューはらしくない俳優さんだからいいのでしょうね。
リハーサルなしでの本番撮影でマチューも大変だったようですが。
本当の役者さんってだ!と思わせる方です。
TBもありがとうございましたm(__)m
Commented by mezzotint at 2008-03-10 10:30 x
かえるさん
何回もすみません。ジョニーのカリスマ性という
言葉が正しいか?どうかわかりませんが・・・・。
ジョニー・デップという俳優のカラーがあまりにも
強いということでしょうね。役柄より、ジョニーという
俳優が目立つように思えるのですが。
なんていいながら、ジョニーのファンでもあります。
Commented by CaeRu_noix at 2008-03-12 07:04
mezzotint さん♪
マチューでよかったですよねぇぇぇ。
知的でユーモアにあふれたジャン・ドーの人柄にマチューは最適だったと思います。
ジョニーはそうなんですよ。mezzotint さんのおっしゃることに同感です。あまりにもメジャー俳優になり、多くの作品で見過ぎてしまっているから、純粋にその劇中の人物として見つめることができなくなっているかもしれません。濃いめの一癖ある個性的なキャラクターを演じることが多くなったから、何をやっても俳優ジョニーの一キャラとして見てしまいそうな気がするのです。今のジョニーは、こういうリアルなドラマの病床の中年男を演じるのはちょっと不似合いなスターになっちゃったかなと。
というわけで、フランス人マチューで大正解でしたよね。私としては、ついついジャン・ドーじゃなくて、マチューのチャレンジとしてハラハラ見つめてしまう部分もあったのも事実なんですが。
ジョニーは私も好きなんだけど、海賊前の方が思い入れがあったかな。
Commented by mimia at 2008-04-12 15:54 x
原題の潜水鐘、「鐘」という聞きなれない言葉に〔?〕だったのですがwikipediaの絵で納得でした。まさに「閉じ込められ症候群」なのですよね。まさに観客のイマジネーションをはるかに超えた作品でした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-14 23:22
mimia さん♪
潜水鐘がどういうものかがわかると潜水服っていう訳が納得いかーんって感じです。昔は、今のダイバーのフィットしたスーツとは大違いの重装備で潜るものだったんですね。本当にぴったりのたとえですよね。
あの身動きできない重苦しさから解放される心地よさがたまらない素晴らしい作品でした。
鑑賞中じゃなく、後になって、オアシスのイマジネーションな場面のこともふと思い出しましたー。
Commented by 哀生龍 at 2008-04-21 06:28 x
やっと見ることが出来ました。
かえるさんが書かれているように彼はちょっとシニカルでユーモアのある性格でしたが、そんな性格が前向きに生きる底力になったんだと哀生龍も感じました。 人間って、脆くて弱いけれど、それでもやっぱり強いんだなぁ~
作品そのものも前向な部分が多く、想像力は自由で無限なんだと素直に感じられ、心地良い気分に浸ることが出来ました!
Commented by CaeRu_noix at 2008-04-22 23:18
哀生龍 さん♪
劇場鑑賞で激情感傷していただけてよかったでっす。
私の尺度でいうと、俳優の演技勝負の映画はDVDサイズでも遜色ないと思うんですが、こういう演出の作品は絶対に劇場で観た方がイイ~って思うんです。
私も先週末にわなまいこーにて二回目鑑賞をしましたよー。
オープンクレジットの時の背景がレントゲン写真だと1回目には気づいていたっけか??
希望を持てる人、持てない人ってどこが分かれ目なんでしょうね?
物思いにふけりがちの文学的な人の方が絶望も大きそうなイメージだけど、ジャンドーは書く人なのに、飛翔に向かう心を持てたんですよね。
その強さにはただただ心打たれ、二度目でも泣ける泣けるーって感じでした。
命や人間関係の大切さをテーマにした映画は多いけれど、想像力と記憶っていうアプローチが本当にもうステキなんですよねー。
せつないけれど、本当に心地よく浸れる映画なのでしたー。
<< 2月16日の公開映画ちぇーっくなど PageTop 『ミスター・ロンリー』 >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Beige Shade by Sun&Moon