かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ブレス』
2008年 05月 21日 |
息苦しさからの解放。

夫との仲がうまくいっていないヨンは、TVで死刑囚チャン・ジンの自殺未遂報道を見て、彼に心惹かれた。



鬼才キム・ギドクがアジアのスター俳優チャン・チェンを主演に迎えたというのは興味をそそるもので、ギドクはどんな風にチャン・チェンいじりをするのだろうって、期待と不安が入り混じった。不安というよりも心配という感じ。このチャレンジは互いにとって有意義なものになったのだろうかって。互いに失望をしたりしてはいないだろうかって。何で私がそんなことを心配するのでしょう。そして思うに、個人的には、キム・ギドクワールドの住人となるのは、自分の知らない無名俳優の方がいいかもしれないなぁと。同じ作家性が強い監督とはいっても、ウォン・カーウァイとキム・ギドクの世界は全く異質なものなんだもの。さて次回、オダジョーはいかに。

チャン・チェンが囚人役なんてやっぱりもったいない。囚人服を着て、いつも険しい表情をして、一言も話さずに、寝転がっていたり、座っている姿がほとんどなのだもの。もちろん、一瞬の表情だけでも訴えかけてくる演技力と存在感はあるのだけど、『呉清源』 の時のりりしくも上品な和服姿の佇まいと、温和で奥深い表情を思い出したりして、少し寂しくもなるのだった。でも、そんなふうにフラストレーションを感じたことが、逆に、この物語の主人公の閉塞感を共有するのに上手く重なっていった気もするの。主人公のヨンには惹かれるものもなく感情移入はしにくいかなぁと思いきや、「お前も人と会えよ」なんてエラそうな夫の態度にムカついたおかげで、案外とヨンちゃま見守りモードになれた。夫とのことに鬱憤を抱え込んでいるのに、それを外に放出することができない内向的な彼女が、死刑囚と関わることによって、何を見つけ出すのか。

主人公チャン・チェンが言葉を話さないのは、喉を刺したから、声がでなくなったということらしい。ギドク作品においては主人公が無言なのはよくあることだから、そんな事情だとは気付かなかった。『呉清源』の時に日本語台詞にトライしたように、韓国語台詞にチャレンジしてみるという運びにもならなかったのだね。そして、しゃべらない男よりも面白いのが、家庭では思いきり寡黙な女なのに、死刑囚チャン・ジンと面会する時ばかりは、人が変ったように明るいトーンでおしゃべりをするヨン。家庭は彼女にとっては黙りこくるしかない場所なのだけど、絶望する死刑囚と向かい合ったその時には、彼女はいつもと立場を一転させることができるのだ。こんな毎日にはうんざりだと思っていた主婦が、まもなく命を絶たれてしまう男に、残された日々を心穏やかに生きてほしいと願い、彼のために自分ができることをしたいと思う。人のために何かをしたいという思いが自身の生きる力にもなり彼女はその奇妙なその出会いによって生まれ変われちゃうんだよね。

そんなメタモルフォーゼは春に起こる。ボンボンボンボン、春が来た♪キターァ。いやー参った。キム・ギドクは本当に面白い。そういう発想は十分に筋が通っているよね。毎日閉ざされた空間で四季の変化を感じることもない暮らしを続ける囚人にヒトトキを楽しんでもらいたいと思うことはおかしくはない。刑務所で映画や音楽鑑賞の場が設けられることがあるのだから、個人的な面会の際にショータイムっていうのもアリでしょう。考えてみるとそんなにトチ狂った行為ではないかも。でも、やっぱり歌と踊りが始まった瞬間はそれはもうビックリ、おかしかったなぁ。こんなことを思いつくのはやっぱりギドクだけだよな。

夫に対しては被害者気分で暗い顔を見せるしかなかったヨンが、死刑囚に対しては素直におおらかに振る舞える。そして、妻の不審な行動に気づいた夫の方も、娘の面倒を見るようになって、風向きが変わっていく。おかしな非日常の出会いと魅惑の面会タイムを体験し、一皮むけて彼女は家庭に戻っていくのだ。季節が廻った冬、3人が仲睦ましく雪合戦するシーンにはべたなのに、ウルっときてしまったり。相変わらず妙なお話だけど、孤独な妻ヨンの物語として味わうと、わりとしっくり堅実なものに感じられた。ポイントを死刑囚の方においてみると、少し物足りなさを感じるような気がするのだけど・・・。ギドクならではのずば抜けたアイディアや意外性、捻っちゃうような個所は今回はほとんどなかったかな。1本の映画としてはなかなか楽しめたけど、ギドク作品としては上位にこない今作かな。

これ、たった15日間の撮影期間だったそうですね。チャンチェンの撮影はたった4日間。長けりゃいいってものでもないけど、それじゃあ現場で俳優、スタッフの心が通い合う映画は撮りにくいんじゃないかなぁ。四季を描いてもいる映画なのに、撮影過程での時間の経過を尊重しないというのはちょっと寂しい気がするな・・・。

★★★
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by CaeRu_noix | 2008-05-21 01:15 | CINEMAレヴュー | Trackback(11) | Comments(12)
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Commented by さち at 2008-05-21 14:39 x
こんにちは。
私、結構これスキでしたよん♪
ギドク監督のぎょっとするような感性の引き出しに、
今回もまた楽しませてもらいました。
春の時には、ここで歌わせるんかいっ!!!と苦笑い。
季節が巡るにつれて慣れてくるから、また怖い(笑)

チャン・チェンという人は、私初めてだったたのですが、
かえるさんの眼から観て、もったいない使われ方だったのですね。
確かに、いつもの"寡黙な男"となんら変わりのない人物像でしたもんね。

次回作のおだじょーはかなり、不安です。
公開されて、いろいろ言われてしまうんだろうなぁ。
おだじょーもギドクも(笑)
ギドク監督の映画なら、何でも受け止める覚悟はできてますけど。
Commented by CaeRu_noix at 2008-05-22 00:31
さちさん♪
私も楽しめましたよー。
でも、いつもより、ギョッしたり、うなったりする個所は少なかったかも。
でもって、わたし的好き度はそんなには高くはないかな。

本当に、面会時にあーんなことやっちゃうなんて笑えるったらありゃしない。
そう、許可する側もどうかと思いました。
もしも私が彼女の立場だったら、チャンチェン囚にどんな歌や踊りを披露しようかなぁってことも妄想してみたりしました。
さちさんなら何をやります?
チャン・チェンじゃピンとこないなら、カランジルのロドリゴとの面会という設定でもいいですよー。
同じ刑務所でもえらい違い。

真のチェン・チェンファンは、こういうミニマムな難しい演技にチャレンジすることを評価するのかもしれませんけど、私はただ単に目の保養がしたいだけなので、やっぱりお茶目な彼やりりしい彼を見たいのでした。

オダジョーもまぁ作家性の強い監督作品にも結構出ているから、そんなに違和感がないような気もしますが、なんじゃこりゃーの声も大いに予想できますよね。

ギドクは敏腕プロデューサーを見つけてほしいです。
資金をあまり気にしなくていい状況で、丁寧に納得のいく作品を作ってほしいなと・・。
Commented by シャーロット at 2008-05-22 16:15 x
ボンボンボン♪こんにちはー。
そうか、あの奥さんの物語と思って見てれば良かったのか・・・。
もうチャンチェンばかり気になってましたんで;彼ばっかり見てた私は何かしゃべってくれぃと思いましたが。笑
・・・呉清源は見逃してしまった;そうか、彼は日本語を話してくれていたのでしたっけね。
でも、そんなに撮影期間が少なかったんですか…。確かにギドクって撮るのが早いとか聞いてましたけど、、、ちょっと今回は変にストーリー性を期待しすぎてしまった感じ; でもヨンにしてみれば、こんなに人格が変わったようになれるなんてそれこそビックリですよねえ;
冬にヨンが歌う歌はソナタかな・・・; う。
Commented by CaeRu_noix at 2008-05-24 01:44
シャーロットさん♪
ボンボンバカボンバカボンボン。それでいいのだー。
奥さまの再生物語って感じだった気がしますー。
2人のドラマとしちゃうと、だから、何?と言いたくなるような気もするので。
そう、ギドク映画の主人公がしゃべらないのはいつものことなんだけど、チャン・チェンの声を聴くのをついつい待ってしまいましたわ。
設定の似ていた邦画『接吻』の方は、「あなたの声が聞きたい」ってなアプローチがあったような。あちらはもっとサスペンスフルでしたー。
ストーリー的になものはあるにはあったと思いますが、場面展開が本当に質素でしたよね。いかにも低予算だなーって感じのチープさを感じてしまいました。それがギドクカラーでもあるんだけど、ちょっと心がこもっていないと感じられてもしまったんですよね。
韓国だと冬ソナなんですが、スウェーデンなら秋ソナで、フランスなら春ソナですー。ヨンだから、冬かぁ。
チャン・チェンには、次はレッドクリフでお目にかかれますかな。
Commented by まてぃ at 2008-05-25 10:32 x
こんにちは。
へー、呉清源では張震日本語喋ってたんですか。ちょっとびっくり。
自分は結構この物語楽しみました。ヨンの夫を含めた3人の四角関係が微妙な感じで、最後の雪合戦もわざとらしい無邪気さというか。。。
ギドク作品は2作目なので、まだまだギドクワールドは勉強中です。
オダジョーは要注目ですね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-05-27 07:16
まてぃ さん♪
たどたどしい日本語をしゃべってくれていましたよ、確か。
私が記憶を勝手にねつ造したんじゃないのなら・・・。
呉清源はご覧になってないんですね?
あちらは和服姿のチャンチェンの物腰が本当にステキだったんですよ。
それに比べると、こちらは動作の美しさを見られなくて残念でした。
雪合戦は笑えちゃう滑稽さが見えるのに、私はついウルっときていましました。
ギドクの映画はいつもそうなんですが、んなわけないだろーとツッコみながら、心が動かされてしまったりするんですよね。
たくさんの作品を見ちゃうと、より斬新な何かを期待してしまったりにするのですが、まてぃさんも当分は楽しめることでしょう♪
オダジョーはどうなるんでしょうねー
Commented by とらねこ at 2008-06-01 15:28 x
かえるさん、こんにちは!かえるさんの記事を見つけられず、遅くなりました。
ギドク、今でもやっぱり早撮りなんですね。
>春に起こったメタモルフォーゼ
確かにその通りですね。私も、思わず嬉しくなりました。
呉清源の方がチャン・チェンは良かったですね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-01 22:45
とらねこ さん♪
見つけてくれて、かむさはむにだ。
いや、包み隠してはいなかったんですがー。w
早撮りなんですよねー。この映画のどこかの紹介記事には、撮影期間の短さのみならず、使ったフィルムがどれくらい少ないかが書かれていました。
それって、製作サイドではよいことに違いないけど、映画ファン的には複雑な気持ちです。無駄が少なく効率がよいことは何事にも大事なのでしょうけどね。
ヨンが用意した四季セットは風景写真の壁紙とつくりものに他ならなかったのですが、彼女の心と体から湧き上がって表現されたものには、本物の春の息吹が感じられたりしましたよね。
チャン・チェンづかいに関しては、ちょっと残念でしたー。
Commented by 狗山椀太郎 at 2008-06-02 22:04 x
こちらにもお邪魔します。
この作品、私としては全然ダメでした。もともとギドク映画の登場人物にはあまり感情移入できないほうなのですが、それよりもなによりも、作品の中で心に引っかかる所がほとんどなかったのが残念でした。まあ、こればかりは感性とか好き嫌いの話になってくるからどうしようもないのですが・・・。
物語の舞台がヒロインの自宅と刑務所くらいに限られている点では、この物語は映画よりも舞台演劇の形で表現したほうがよっぽど面白いんじゃないか、と思ったりもしました。女性の歌声に合わせて観客が手拍子を打ったりして(笑)。
Commented by 真紅 at 2008-06-03 10:23 x
かえるさん、あんにょん。
ギドク作品、初めて劇場鑑賞しました。
あのポンポンポン~♪は絶対、笑うところだと思ったんですが、劇場内は凍り付いておりました。
今までのギドク作品だったら、何があっても自然に受け入れられたんです。
でも今回何故か「わからない」と感じてしまったんですよ。ガーーーン
チャン・チェンくんは熱演だったと思うのですが・・・。
私は主婦の再生物語というよりも、監獄内での「男同士のドロドロ」で、一本撮って欲しかったと思いました(笑)。
ではでは、また来ます。
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-05 00:39
狗山椀太郎さん♪
全然ダメでしたか?! 徹底的に? 100%? あら、あら、あらー。
ううむ。私はそれなりに楽しめたし、感情移入箇所もあったし、ウルっとしたりもしましたけれど、過去作品と比べてしまうと、残念賞な感じではありますな・・。
閉塞感がいっぱいの刑務所という場所が舞台なのもギドクらしいとは思うんのですが、映像主義の私としてはそれだけだとスクリーンで見る醍醐味を感じないのですよね。(魚と寝る女みたいなのはそういうのを大いに感じたのですが。)
舞台劇でやればいいのにとまではいいませんが(笑)、演劇でも置き換えられそうなロケーションの映画というのはわたし的にも不満なのでした。
映画館でだって、彼女と一緒に手拍子したってよいのです!
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-05 00:53
真紅さん♪
意外にも、劇場鑑賞はお初だったのですねー。
そうそう、あの春が来たーは絶対笑うところですよね。
でも、そう、私が観に行った時も、公開直後じゃなかったから、お客は全部で数人くらいだったので、笑い声なんて聞こえませんでしたよー。
私自身も心の中では噴き出していたのだけど、声には出ませんでした・・・。
私は、ヨンちゃまの思いを主軸に見てしまったので、わりと起承転結のあるドラマに思えたので、わからない感はなかったんですけど、囚人側の方はちょっと意図がわからない部分があったかなーって感じです。
チャン・チェンの熱演は逆に正視できなかったりで。
刑務所ものって、映画の好きなジャンルのひとつであるのですが、このこじんまりした狭ーいチープな刑務所には微塵も魅力を感じなかったなぁ。
西洋のボーダー囚人服みたいに愛嬌のあるやつを着てくれたらもうちょっと好感がもてたかなぁ・・?
と、ポイントはqお互い違いますけど、残念な思いが残りますよね。
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