かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ぼくの大切なともだち』 Mon Meilleur Ami
2008年 06月 22日 |
2人のオッサンの物語なのになんて微笑ましく愛おしいのだろう。ルコントは名匠だ。

美術商のフランソワは、ディナーの席の仕事仲間との会話から、自分のことを友達と思っている人がいないことを知り、同僚ととある賭けをして、たまたま乗ったタクシーの運転手のブリュノに相談をする。



パトリス・ルコントは大好きな監督なので、あと3作撮ったら長編映画はもう監督しない宣言はとてもショックだった。本当に本当なの?自国フランスでも大ヒットした本作は、そのことがより一層惜しまれるステキな作品だった。ルコントというと、ちょっと屈折したお耽美な恋愛映画の名手のイメージが強いけど、友情のバディ・ムービーもまたいいんだよね。今作も『列車に乗った男』同様にお気に入りの1本になったよ。

友達にまつわる出逢いの物語。いわゆる友情ものとはちょっと違うのだけど、あらすじはいたってシンプルで、そこに生まれる感情は予想できるし、あっと驚く意外な展開が待っているわけでもない。なのに、隅々まで面白おかしくて、ホロリとさせられ、やがて心が満たされるの。さりげないけれど、繊細で気が利いている。エスプリに彩られて、軽やかに滑らかに物語が流れていく。円熟味を感じさせるルコント節はなんて心地よく響いてくるんだろう。

名優ダニエル・オートゥイユは何をやっても上手いのだけど、シブいダンディ役というのはもういいかなぁと思うところもあったので、こういう役を待っていたって感じ。ちょっとした間合いに表情が絶妙な名コメディアーン。第一線の人気俳優の彼が演じるからこそ、ちょっと傲慢でイヤな奴のフランソワはとても活き活きとしたキャラクターとなり、観客の私たちも遠慮なく、彼の愚かさを笑いものにしてしまえるのだ。惨めさが際立ちすぎたら笑うに笑えなくなっちゃうところだけど、彼はあまりにも無自覚だから滑稽なんだよね。"感じよく"なるために自分改革に勤しむ姿はそれはもう可笑しかった。そんな彼の相手をするダニー・ブーン扮する親切なブリュノもいい人でラブリーなほど。

そして、他人事として笑い飛ばすばかりじゃなく、本当の友達のいない孤独な人生に愕然とするフランソワに心寄り添いながら、わが身を振り返って自省せずにはいられないんだよね。自分はフランソワほどに無自覚で図々しくはないと思うし、むしろ相手にどう思われるかが気になり過ぎるという点は違うけど、無二の友達がいないかもという点では結局同じかもしれないなぁ。葬式に参列してくれる友達くらいはいるかもしれないけど、夜中の3時には誰にも電話はできないなぁ。友達というのは、恋愛パートナーや配偶者のように、明らかなカップリングや別れがないし、1対1のものでもないし、どこからどこまでをそう呼べるのかも曖昧で、その存在・不在をきっちり意識することはあまりないから、あえてこんなふうに投げかけられるとドキッとしてしまうの。ロンリー。

若かりし頃はよく、男同士の友情はいいなぁなんて思ったものだけど、性別を問わず、しがらみだらけの大人の社会生活の中では、本当の友達なんてできにくいものかもね。フランソワがみんなに「お前とは仕事上のつき合いがあるというだけで、友達じゃない」とキッパリ言われるところがすごく面白かったんだけど、案外とそんな本音は現実的なのかもしれないなぁ。どこにでも多かれ少なかれ利害関係があるから、とりあえず周囲の人とは円滑な人間関係を築くということは皆しているけれど、そこに本物の友達がいるのかはよくわからない。そもそも本物って何だ?信頼?親しさ?好意?互いが認め合えば、浅かろうが深かろうが友達は友達でいいのかな・・・。

というわけで考えるほどに、友達という存在は意外とデリケートで難しいシロモノだよなって。だからこそ、シンプルな物語なのに、フランソワとブリュノの友情の行く末を本気で案じてしまう。いいオッサンの二人だっていうのに、まるで恋愛映画を見る時のように、ハラハラと2人の仲がうまくいくことを祈りながら見守ってしまった。仕事のパートナーの彼女やフランソワの娘、ブリュノの両親の存在もよい味付けになっていて、ブリュノの過去や壷にまつわるエピソードも実にうまく織り込まれていたよね。美術品を値踏みするようには友達の価値ははかれないものだし、それは金には変えられなくても人生を豊かにする大切なものだって、フランソワも私たちもしみじみと実感するのだった。「愛は金で買えるが、友情は買えない」のだって。
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by CaeRu_noix | 2008-06-22 12:09 | CINEMAレヴュー | Trackback(20) | Comments(18)
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Commented by かのん at 2008-06-23 00:19 x
かえるさん、こんばんわ。
お金では買えないものの存在。欲しいからって簡単には手に入らないものの大切さを再認識させられちゃいましたね。さすがにHowTo本には頼りませんが、私も不器用なほうなので愛想良くして笑顔と誠実さをいつも心懸けたいです。

Commented by margot2005 at 2008-06-23 22:44
ゔぉんそわ!
ふたりのおっさんたち良かったですね!
絶妙の配役だと思いますわ。
ルコントさん、後数作で映画撮らない宣言寂しいですね。
実はブリュノにも親友はいないという設定ナイスでしたわ。
男性は女性以上にいろいろとしがらみがあって親友と呼べる人は難しいかもですね??
「愛は金で買えるが、友情は買えない」...正にそうだと思います!!
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-23 23:54
かのんさん♪
友だちは、思ったほどに容易く手に入るものじゃないんですよねぇとドキリ・・・。
「星の王子様」の引用がとてもうまく使われていて心に染みましたー。
(あまり関係はないのだけど)ビジネス新書か何かの宣伝記事の一文に、自分の時間は金で買えないが、他人の時間は金で買える、なんてのがあったことを思い出し、そういうHOWtoが染み付いちゃっていたら、人を利用することばかり考えそうだよなぁと、競争社会じゃ純粋な友情をはぐくむのは難しいかもなぁと・・・。
そうですね。フランソワのように不自然な笑顔にならぬよう、常に自然に感じいい人でありたいですよねー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-24 00:39
margot さん♪
愛しく可愛いおっさん2人でしたー。
ルコント作品の中のおっさんたちって、なんて愛嬌があってチャーミングなんでしょうね。
日本の現実社会ではオヤジという人種には好感がもてないこともしばしばあるのですが、何がどう違うんでしょう? フランス人だから?
ルコントは本当に大好きなのです。あと、3本なんて、絶対イヤー!!
下り坂ならともかく、こんなにステキな作品をつくっているのに、というのがとても残念ですよね。
実はブリュノも傷をもっていて・・・というのはなるほど納得で、ホント絶妙でしたよね。
女性は女性でぐちゃぐちゃ難しい部分もあると思うけど、大人になってからの場合、女性の方が素直に人づきあいができる感じがしますね。仕事をしているいい年の大人男性はホント、おつき合いの機会がない人はないんだろうなぁ。フランス人はパーティなんてやるからいいけど、日本のオジサンは人によってはいつも独りでパチンコーとかだったりとかね・・・。
なんてオジサンの心配をしている場合ではなく、自分も大切なものを肝にめいじなくちゃと思いましたー。
愛はお金で買えるん? ハウマッチ?
Commented by latifa at 2008-06-24 08:49 x
かえるさん、こんにちは☆
この映画、なかなか良かったですよね。
ルコント監督、引退宣言だなんて、残念だなあ・・・って私も思っていました。
この映画、宣伝も地味だけど、なかなか良いと思います~。
日本男性が見ても(日本女性も)、色々我が身を振り返って映画終わった後も余韻が残りそうですよね。

>夜中の3時には誰にも電話はできないなぁ
私も出来ない・・・(^^;
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-24 23:36
latifa さん♪
こちらにもありがとうございます。
この映画、なかなかどころか、すっばらしくよかったですよー!
なーんてことはないお話なのに、味わい深かったです。
ミニシアター系は概して宣伝は地味ですが、私の中では、ルシネマ上映作品は比較的、ちゃんと宣伝がされている方かなぁと。(^^)
評判をよんで、多くの人が観てくれるとよいのだけど。
人気のないフランス映画ではありますが、これはダニエル・オートゥイユだし、明るく楽しいわかりやすいドラマだし、皆におススメな感じ。
国籍、年齢、性別を問わない、実に普遍的で案外と切実なテーマですよね。
楽しく笑いつつ、ついつい考えさせられるという深みがありました。
フランソワと同じような世代の男性はもっとドキっとするかもしれませんね。
こちらの都合で夜中の3時にはさすがにかけられないですよねぇぇ。
若かりし頃ならば、酔っぱらってなら、できたけど・・・
Commented by ゆるり at 2008-06-29 18:08 x
ブリュノがキュートヾ(〃▽〃)ノでしたよねー。
「ミリオネア」のシーンも可笑しかったし。(笑)

>夜中の3時には誰にも電話はできないなぁ
そうですよねー! 映画を見ながら私もそう考えてたんで、
他の方の書き込みも見て、ちょっとホットしてしまいました。
「ロンリー。」っていう表現、失礼ながら、かえるさん
可愛いらしいですね。(=^_^=)
基本、みんなそうなのかなぁと思います。
それがわかってるからこそ大事にしていきたいなと思える
人との関係も育てていけるのかな。。。なんて。

それにしてもルコント宣言は衝撃的ですね(この監督の恋愛系作品はそんなに好きでもありませんが)。
こんなにサラリと笑わせてくれて、考えさせられる作品は大歓迎なのに!
Commented by CaeRu_noix at 2008-06-29 23:07
ゆるりさん♪
ブリュノってば、かわいいオッサンでしたよねー。
クイズ大得意なのに、あがり症っていうトホホ感もそれはそれは愛らしく。
だからこそ、応援せずにはいられなくて、「ミリオネア」のシーンはハラハラしまくり。
夜中の3時に電話はできないですよねー。
相手がそうしたい場合なら、夜中の3時の電話も受けたいとは思いますが、自分はそんな必然性を想像もできないような・・・。
学生時代に、真夜中の電話で友達の「彼氏と別れた」話をきいたことがありましたが、数日後に「復活しちゃった」って報告を受けた時は、あの日の睡眠を返せーって思いました。(笑) そんなふうに思うからダメなんですよね。w
でも、それを「孤独」といってしまうと、這いあがれなくなるほどに落ち込みそうなので、ここでは可愛く、ロンリーって胸がチクリとする程度に押さえておきました。w
本当の友達というとどうしても考えてしまいますよねぇ。
人との関係って、難しいし、面倒くさいけど、大切なものであるのは確かだと、日々実感しつつ。

あと3作説は、前作公開時の頃から小耳にはさんでいたんですが、撤回されていないようなので、あららーって感じでした。
やめないでほしいーー
Commented by ぺろんぱ at 2008-06-30 20:36 x
かえるさん、こちらにもお邪魔します!

私としてはダニー・ブーンの、かえるさん仰るところの“ラブリーさ”に嵌りました。時々ちょっとだけいじけた感じになる彼の表情も愛おしくって。

友情って確かに難しいですね。
いっそ「一人で」って思うのですが、人と関わって生きていくしかない世の中だからそこまで達観できるわけでもないですし・・・。(+_+)
すれすれギリギリのところを怖々歩いて行く覚悟でいきます、わたし。

>フランソワとブリュノの友情の行く末を本気で案じて

ああ、本当にそうですね。
壊れて欲しくはないですね。
“ハラハラ”という表現、かえるさんの優しさを感じました。

何だか、(私一人で勝手にですが)かえるさんに前よりちょっとだけ近しい感じを抱けた貴レヴューでした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-07-02 00:25
ぺろんぱ さん♪
ダニー・ブーンはホントにラブリーでしたよね。
この方って、もとはコメディ系なんですよね?
それがこんなにデリケートな表情がお似合いなんて。
そうそう、"いじけた"感じがすばらしく魅力的でしたー

人間関係というやつはどれも何だか面倒くさくて難しく考えるととことん難しいんですよね。
中では、友達関係というのは一番、気楽なものかもって思えていたのですが、いややっぱりそうじゃないんですね。(笑)
孤独をとことん愛しながらも、やっぱり寂しがり屋だったするから往生際が悪いっていうかー。いやはや。

私はあんまり優しくはないんですけど、ハラハラドキドキすることは多いです。w
だからもう、余計な刺激はほしくないー。面倒くさいー。心臓のために一人で過ごしたいーって思っちゃうのだろうか??
人付き合いは楽しいけれど、失意と背中合わせ・・・

わはは。よくわからないけど、そう言っていただけるのは嬉しいです。
ぺろんぱさんがお近くにお住まいだったら、呑み友達になっていただけたかなぁ♪
Commented by mchouette at 2008-07-21 01:34
夜分にお邪魔します。
この映画のダニー・ブーンさん、好きだわ。
映画は気持ちよく観れて、帰りの電車の中でバディ・ムービーって何がある?ってずっと考えていて、それが記事になってしまった!
かえるさんも時間あったら、この他であったら教えて!
Commented by CaeRu_noix at 2008-07-22 21:31
シュエットさん♪
ダニー・ブーンって、日本人の私たちにはほとんど初めてな俳優さんですけど、すごく魅力的な人でしたよね。かわいいオヤジ♪
そちらにも書きましたけど、バディ・ムービーというと刑事ものだとか、エンタメアクション、活劇ものの定番だったなーという気がします。
だから、こういうタイプのバディものっていうのは意外と少ないかもしれないなぁと。
私はロードムービー仕立てのものが好きです。
Commented by シャーロット at 2008-07-27 10:35 x
ぼんじゅー
やっと見ました;汗
ルコントの作品、おすすめがあったら教えてくらさい。
私もオートゥイユはこういう役柄の方が好きです。
真剣にいい人になろうとしてる姿とかがちょっと滑稽ですごく笑えちゃうんですけど、なんか痛々しくって逆に笑ったら悪いかなーなんて。多分、自分もおせっかいなんですわ。共感をおもいっきりしていたりして。笑
そう、親友というものって結構曖昧ですよね。どういう関係が親友同士なんだろーかちょっと考えてしまった;女性同士と男性同士と、またちょっと違う気もするし。
確かにラストに向かって二人の恋模様みたいな関係がうまくいくといいなって見守ってしまったわ・・・。

映画は一人で見に行き、音楽も舞台も一人がいいって思ってる私(待ち合わせうとかいちいち面倒で;爆)も、やっぱりお酒は一人で飲みたくないしライヴは一人で聴きに行くのは寂しいし。誰かを誘えばいいんだろうけど、やっぱり自分と同じな友人ばかりで誘えないもんですー。笑
そんなこんなでいつもかえるさんにはお世話になっておりますです。ぺこり
Commented by CaeRu_noix at 2008-07-27 23:29
シャーロット さん♪
ルコントって、私のフランス映画への傾倒のキッカケを作った五監督の1人といえるかもしれませんー。
『橋の上の娘』が私は非常に好きです。これまたオートゥイユなんだけど。『髪結い』、『仕立て屋』もやっぱりはずせないでしょう。あと、バディものな『列車に乗った男』も好きですー。
オートゥイユは、『八日目』や『メルシィ!人生』 みたいなハートウォーミング系が意外といいんですよねー。
このフランソワ役も最高でしたわ。
女同士の友人関係って、とにかくあれこれおしゃべりして、互いのことを知らせ合っていることを前提に成り立っている気がするんですよね。男同士だと、プライベートの話などを深くしなくてもわいわいつき合う中で友情が築かれるカンジ?だから、女子はやっぱり面倒くさいイメージかも。
こちらこそ、毎度お世話になっています。そうなの、誘ったり、希望をきいて調整して段どったりのアレコレが面倒で。(笑) でも、無理に合わせるとかじゃなく、己の欲望に向くままの趣味を分かち合うことで、おつき合いできるっていうのは嬉しいことですね♪
Commented by swallow tail at 2008-10-30 15:43 x
かえるさん、こんにちはー。
もうすっかり秋ですね~。
おフランス映画が似合う季節になってきました(笑)

>考えるほどに、友達という存在は意外とデリケートで難しいシロモノ
スワロもこの作品を見て久々に友達というもののあり方を考えてしまいました。
大学時代、あんなに友達で苦労して・・・
ほんっっっと馬鹿みたいに細かいことまで悩んで涙したのに
今思うとあんなの友情でも何でもないんですよね。

こどものころは誰とでも仲良くなれたのに
年いってから友達を作ろうと思ってもなかなか思い通りにはいかないものですよね。
あれこれ悩んで逆にそれが仇になったり。
友情関係を築くという一見簡単そうで難解なテーマを
とても真剣に取り組んでいるいい年したおっさんに共感してしまいました。
Commented by CaeRu_noix at 2008-10-31 23:50
swallow tail さん♪
すっかり秋ですね。ってか、もう冬?って思うほどに寒いっす。
おフランスはやはり秋が絵になりますかね。

スワロさんの大学時代の友人関係のことを私は知らないので、ここで私が「そうそう、あんなの友情でも何でもなかったんだよー」なんてことは言えませんが・・。(笑
友人関係というものは本当にいろんな問題がついてきますよね。
一対一の友情はそんなに面倒なものじゃないのかもしれないけど、学校など集団コミュニティは、いろんな力関係、利害があったりして、それはそれは悩みの種があふれていましたよねぇぇ。
小学校も中学校も高校も。私は大学の方が気楽だったかも。
幼い頃の方が内気だったゆえに友達づくりが苦手でした。
幼稚園時代の友達はたった2人でしたもの。
ティーンエイジャーの頃は結構社交的になったりしたものだけど、大学生頃は逆に、真の友情みたいなものが感じられないことに悩んだかも。
と、スワロさんとは状況は違うながら、あれこれ悩んだというのは一緒ですねー。
そして、映画で描かれているように、大人になってからの友達づくりというのもまた難しいのですよね。
鋭いテーマの作品でした。ルコント大好きー
Commented by minori at 2008-12-09 17:32 x
かえるさーん。お久しぶりです。
なんだか色々考えさせられるけど楽しい映画でしたね。
夜中の三時に電話できないのは日本人の美徳と捉えましたが、それが出来なくても友達っていいものだよなぁ、としみじみ考えてしまいました。確かに集団の中の友達って難しいですよねぇ。今でもそれはうっとおしいなーと思います。もっともっと年とってからゆっくり話せる友達がいればいいな、と思うのが私の当面の悩みですな(笑)フランソワはそれでも厳しいことを言ってくれる人がいた、というわけで、たとえそれが辛らつすぎてもそういうことを言う人もなかなかいないからそれはそれで羨ましいなーと思いました。いえないですよね、あんな風には。それは、フランス風なのかしら??というわけで二つのブログからTB送っちゃってごめんなさい。色々コメントしたい映画があるのですがなかなか追いつきませんー。また帰ったらコメントしますねー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-12-10 16:11
minoriさん♪
早いものでもうお帰りなのねぇ。日本でお正月はしないのね。
これは私の今年のお気に入りの1本で、。minoriちゃんにも楽しんでもらえてよかった。
笑えるドラマでありながら、ふと考え込んでしまう深いテーマを持ってましたよね。
ずけずけ言う彼らは強烈だけど、面と向かって真実を伝えてくれる人は貴重ですね。日本だと陰でコソコソ悪口を言うのが主流だったりしてむしろやな感じ。ずけずけフランス式?はその時は傷つくけど、そのお陰で彼は気づきを得たのだからよかったのよね。
夜中に電話はしないけど、これからもお友達でいてね。
残りの実家生活とその後のパース生活を引き続き楽しんでね~
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