かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『ダークナイト』
2008年 08月 14日 |
真の正義の行為なんてものはないと、物語の主人公たちは闇の中でもがくのだけど、この作品のスタッフとキャストはまぎれもなく、ハリウッドという堂々たる表舞台で、真なるものを生み出した。



アメコミが原作のヒーローもので、見ごたえあるスリルとアクションがふんだんなエンタメ性を保持しながら、ここまで格調高く深遠に、大人向けの作品が作り出せるなんてスバラシイね。ハリウッドに渡った途端に本国での輝きを失って、サエナイ雇われ仕事をしてしまう監督というのも少なくはない中、クリストファー・ノーランの揺るぎない手腕には感心するばかり。そして、このアメコミ世界をここまで品格の備わった上質なものとして再現した出演者たちの実力にも感嘆。

「ダークナイト」の「ナイト」って、Night じゃなくって、Knight だったんだー!このことは確か、前に一度認識していたはずなのに、バカな自分はまたすっかり忘れていて、本作鑑賞中のラストに、このタイトルの意味を改めて深く噛み締めては心震えた。映画が始まってもなお、Dark Night だと思い続けたのは、スクリーンに広がる不穏で妖しい夜の闇の暗さが美しいほどに圧巻だったから。

そう、まずは空間演出力の見事さにシビレたの。高層ビル群をとらえるショットがただの雰囲気作りに留まってはいなくて、不穏なゴッサム・シティという街の輪郭が浮かび上がってくる感じ。バットマンが愛車をモーレツスピードでぶっ飛ばせるほどに、ストリートが遥か遠くまで続いているんだっていう感覚を持てるのが気持ちいい。そして、高層ビルの階上から飛び立ち降下していく蝙蝠男の飛翔の場面に心も高揚。縦横無尽に立体的にその空間が見せ場を作っていることで、架空の某所じゃない、歴然とした街の存在感がダイナミックに心に迫る。ヒーローものならではの箱庭的なつくりの虚構の舞台とはまるで違うリアルな肌触りによって、その闇に引き込まれていく。

正義のヒーローと悪の権化たる敵の対決なんていう定番の物語には、どうしても心の奥底からハマることはできなくなっているアンチハリウッド気味の大人の私なんだけど、ここで起こる出来事には、心底ゾッとさせられて、下手なスリラー、ホラー映画よりもよほど心は凍りついてしまった。ハリウッドアクションお馴染みのワクワクドキドキという高揚感はなくて、ドキドキゾゾゾーって身の毛もよだつほどだった。ビギンズの時は、ニンジャ風グッズにわくわくしたりとアメコミものならではのライトな楽しみどころがあったものだけど、今作はとにかく、恐怖感すら蔓延させるダークな重苦しさこそが魅力であった。

俳優が従来もつイメージでいったら、"Knight"というのはむしろ、クリスチャン・ベールではなくて、ヒース・レジャーの方だったはずなのに。爽やかスポーティな姿は見る影もなく、完璧な悪役ジョーカーを自分のものにしている。その不気味なキャラクターの恐ろしさには呼吸が止まった。ヒースはスゴイよ。観る前には、ついついヒースの死を悲しんで、鑑賞中にドラマから心離れての感傷に浸ってしまうのじゃないかと懸念したのに、そんな余裕ももてないほどに、私はジョーカーの凄さに圧倒されちゃったのだよ。

そして、バットマンこそが、"Knight"! いつもの私だったら、馬に乗ってないヤツは騎士じゃないぞって言うところなんだけど、今回は肯いた。乗っているのは馬じゃなくて、それ以上の馬力を持つマシンなんだけど。だって、バットマンはまぎれもなく、騎士道に従って行動するヒーローなのだもの。だけどそんな正義も、自らの素性を隠しての無謀な行動ゆえ、一般市民の理解を得られなかったりするから思いは複雑。必要なものであるはずの悪に立ち向かう正義なのに、葛藤や苦悩を伴うというのは見どころ味わいどころだったよね。でも、これだけならば、スパイダーマンでも描かれていたことだもんね。それに留まらず、もう一ひねり、二ひねりして、善悪とは何ぞやと迷宮に引き込んでくれるそのテーマの深さ、ダークな世界観が素晴らしい。

例えば、これは今の現実社会の問題ともリンクするけれど、その凶悪な犯罪者の居所を突き止めるために、監視体制を徹底し、ケイタイの盗聴までしちゃうことにドキリとした。そういう目線で遂行される正義っていうのは、虚構の物語だけじゃないものね。スイッチを先に押せば助かる船対決の策略もおもしろかったなぁ。死ぬべきは一般市民よりも極悪囚人チームなのか?ということを試そうとする倫理問題の投げかけがオミゴト。意地悪だけど、師のようなジョーカー?

凶悪者ジョーカーの方がむしろストイックで正義のものに感じられるほどに、正義の名のもとに職権をもつ警察が自らのちゃちな欲望を満たすことに精を出して腐敗しちゃっていたりするのだもの。全ては欲望のためで、損得が大事。善や正義を唱えることができるのも、自らの安全があってこそのものだし。結局、全てのものは、二つのものを天秤にかけた上での場当たり的な選択でしかなくて、徹底的に本質的な善・正義を実現できる人間なんていやしないのかもしれない。そんなことに愕然としてしまい、ウェインとともに闇にのまれてしまうのだった。やるせないけど、シビれる~って感じ。
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by CaeRu_noix | 2008-08-14 23:57 | CINEMAレヴュー | Comments(20)
Commented by 哀生龍 at 2008-08-15 01:06 x
>ここまで格調高く深遠に、大人向けの作品が作り出せるなんてスバラシイね
いつもの哀生龍だったらば、”その手のドラマだったら、アメコミ作品じゃなくてもいいのに”“アメコミ作品ならではの荒唐無稽さが足りない”と文句の一つも出てきそうなほど、しっかりしたドラマ重視の作品でした。
あまりに見事で、文句すら出てきませんでしたよ(笑)

>全てのものは、二つのものを天秤にかけた上での場当たり的な選択
いろんな場面での二者択一。
正解は無いのかもしれないけれど、どちらを選ぶべきなのか、彼は一体どちらを選ぶのか、と息が詰まるおもいでした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-15 10:35
哀生龍 さん♪
素晴らしい完成度でしたよねー。
好みは人それぞれのものだとは思いますが、常に型にハマった見方をするのはもったいないと思うので、このたびは、アメコミ作品でこういうテイストなのもいいじゃない!とご満足いただけてよかったですー。
ワクワク気分メインで見られる陽エンタメものならば、私も荒唐無稽なのは大歓迎なんだけど、アクションものなどの場合は、描かれる出来事や登場キャラクターがいかにもマンガちっくだと、どうしてものめりこめなくなっちゃうんですよね。たとえば、ハルクは人間ドラマとしては見ごたえがあったのだけど、CGの怪物対決のシーンは、見るからにツクリモノなので、全然手に汗握ることなかったりとか・・。いくら化学的な作用があったとリアルなストーリーを用いても、変身後がいかにも少年向けな怪獣風貌をしちゃっているとどうも冷めがちで・・。(スパイダーマンの敵キャラもそう。) そんなわけで、本作のリアル・シリアスの徹底ぶりはお見事!
正義/悪とは、いかに曖昧で場当たり的なものであるのかということに愕然としますよね。よかれと思った行動が別の負の作用をうんだり・・。と、彼の葛藤は壮大なテーマとして響いてきましたよね。くー
Commented by cinema_61 at 2008-08-15 15:23 x
私めもこの映画には参りました!ミニシアター系好みなので、バットマンに関しては全部観ていなくて(前回のは観た)、アメコミをちょっとバカにしていたところがあったのですが、今回はヒース見たさに初日に行きました!
2時間以上の濃いドラマをスピーディに展開させてくれ、満足です。
ヒースは完全にジョウカーになりきり、ファンの私には痛々しく感じられました。
実は私も「Night」と「Knight」とを間違えていたのです~最後にバットマンが「これからはダークナイトとして生きていく」と・・・・納得です。
Commented by rubicone at 2008-08-15 15:25 x
かえるさん、こんにちは!毎日、暑いですね~!
ところで「ダークナイト」素晴らしかった!!

私もかえるさんと全く同じようにDark Nightとラストまで思い込み、その理由も、全体の色調の暗さ、話の重さ&暗さ、心の闇の深さと勝手に解釈して納得して観ていて・・・最後にKnightと気付き苦笑いしてしまいました。
しかし、途切れることのない緊張感に画面から目を一瞬も放すことができませんでした。ジョーカーの悪も、バットマンの正義も、どちらも突き詰めていったら同じく「狂気」に通じてるんじゃないかと思い出すと、息苦しくなってきてしまいました。どっちも、どんなことがあっても軸足がぶれないというのが、常軌を逸してるなあって。
彼ら以外の人間は脆くて危ういかもしれないけれど、その時その場に応じて軸足をずらすことで各人の選択をすること、できること、それがノーマルな人間の姿なんじゃないかと考えだしたりもして・・・。
観るまでは、こんなこと考えるだなんて思いもよりませんでした。
Commented by minori at 2008-08-15 18:49 x
かえるさん、こんばんわー。映画でコメントできるの久々で嬉しいです♪
そっか、カタカナで書くとナイトになっちゃうんですもんね、気付かなくても仕方ないですよね、そりゃそうだ。こっちだと否応なしにKnightですからね~。
出身地であるということなのか、こっちではもう大分終盤に近い上映期間だったのにもかかわらず凄い人でしたよー。見上げるスクリーンは辛かったですが満足でした。クリストファー・ノーランは確実にポリシーを持った監督ですよね。この映画を観て、ちょっとフォロウィングのことを思い出しました。色調のせいかな。
ヒースもがんばってましたね。狂気を演じるためには狂気に近い状態にならなきゃならなかったのかな、と思ってしまいましたよ。
また近いうちに遊びにきます。『イントゥ・ザ・ワイルド』『アクロス・ザ・ユニヴァース』あたりのかえるさんのレビュー、楽しみにしてますよん♪ではでは。
Commented by tomozo at 2008-08-15 21:11 x
こんばんわ♪すでに2度見にいってしまった私。
ヒースのことは悲しいけれど(結構好きでした〜)、
やはり、ノーラン兄弟の脚本とクリストファー・ノーランの実力に感銘しました!

大人になってくると、こういったヒーローものの正義が夢物語で、現実はもっと悪と正義が複雑に絡み合ってることがだんだんわかってきますよね。「義」の通用しない悪は増えていくばっかりだし。

ジョーカーとの戦いは、バットマンの存在の裏返しだから、それこそ正義は既に通用しないのかって悲しくなりそうでしたが、バットマンは「ダークナイト」なんですね〜。
すごく深くて、感動しました。本当に大人向けのヒーロー映画ですね。

ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン、夜だけの上映だったので見れなかったんですが(「赤い風船」は見ました!)、シネマート六本木で今週末から見れそうです!うれしい♪
Commented by D at 2008-08-15 21:35 x
ダークナイト…2回観ました、結局
なんていうか観終った後に緊張の糸がほぐれてどっと心地よい疲れがでました
それぐらいに集中させてくれる映画ですよね

心の機微が上手に描かれているのと
ヒースのジョーカーが本気で生理的に怖かったです
大好きなヒースだったのでDもひょっとしたら感傷的になるかも、と心配しましたが
まったく無用
むしろ観終わってから”また、バットマンVSジョーカーが観たいな”とかふと考えてしまってから一人で泣きそうになったぐらいです

トゥーフェイスがよかった
ことごとくDの善悪の基準を刺激してくる映画でした
Commented by はらやん at 2008-08-15 21:39 x
かえるさん、こんばんは!

エンタメ性と、善悪というものに対する問いといった内容を両立させた見事な作品でしたね。
いちいち神経を逆撫でするようなジョッカーの所行は、論理が通じない相手としての恐さを持っていて、僕もゾゾゾときました。
ただの悪漢ではなく、人の、自分の中にある暗い部分をひっぱりだされるようで恐いんですよね。
劇場ではバットポッドで疾走するバットマン、カッコいいーと思っていただけの僕ですが、確かに思い返してみるとあの姿は馬に跨がる騎士そのものですよね。
まさにDark Knightでした。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-16 07:14
cinema_61さん♪
参りましたよね。クラクラ。
そうなんですよ。アメコミものって、どうしても大人の女性たち向きではない感じですよね。バットマンシリーズはレンタルで観たけど、私も全部は観なかったかも。でも、そう、前作のノーランのビギンズで、タッチはガラリと変わって、アメコミなのに、子供じみていない上質感に満足しました。そして、何といっても、今回はヒースの遺作ですもんね。これは足を運ばずにはいられません。
そして、期待どおり期待以上に、ヒースの演技は凄まじく、素晴らしいものでしたね。ホント、そこまでなりきるなんて、、とヒリヒリとした痛々しさも感じられ。ダーク・Knightの生き様もまたせつなくー
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-16 07:18
rubicone さん♪
お久しぶりですー。暑いですねー。
暑い日に、こういうクールで悲しい大人映画を観るのはぴったりですよね。
素晴らしかったですねー。評判に違わず。
「ダーク」に徹底されていたことがとにかく魅力的でしたよね。映像の色味、彩度、そのクールな質感からして非常に魅力的でしたよね。夜は暗いって、当り前のこのなんですが、暗いという形容詞があえて使われることがごく当然という感じで、目に見えない抽象的な意味合いにおいての、「ダーク」さにとにかく魅了されました。
こんなに上映時間が長いとは知らずに見ていたのですが、その長さを感じさせない濃密な時間でありました。
うーむ、悪に対抗する正義というのもともすれば、狂気を帯びているといえるかもしれませんね。というか、そこまでの強い信念が必要というか・・・。正義のために行動することことが、むしろ自分の首を絞めたり、更なる悪を増殖させたりするなんて、辛いですよね。デントのような例はホントに痛々しく。
普通だったら、どっちの立場にしてももっと楽な方に流れるでしょうね。人間のできることなんて限られているのだから・・・。
とめどなく考えさせられる深いテーマでしたよね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-17 00:37
minori さん♪
お久しぶりにありがとうー。そちらは寒いのかしらん。
インディジョーンズなんかはレヴュー書かなかったしー。
そうなの。カタカナでナイトといったら、どうしたって、Nightの方をイメージしちゃう日本なのです。よくよく考えたら、暗い夜って、そのまんま過ぎるんだけど、特に疑問はもたなかったのでした。日本じゃ、BUTもBATもBADも同じようなもんだしー。(それは言いすぎ?)
そちらでも大人気で何よりー。バットマンそのもののファンばかりじゃなく、ヒースの遺作を見たいという人たちが集まったのでしょうかね。ヒースはオーストラリアの、パースの輝ける星ですもんねー。凄まじい狂気を熱演してくれました。
そして、ノーランもさすがですよね。『フォロウィング』はめちゃめちゃクールな作品だったけど、あのトーン、シンプルな切れ味をそのまま、大作でも活かしているのが素晴らしいなぁと。繋がっていますよね。
『アクロス・ザ・ユニバース』は絶賛上映中であります。
『イントゥ・ザ・ワイルド』は9月公開。監督ショーン・ペンも大好きなので、これまた楽しみー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-17 00:40
tomozo さん♪
おお、既に2度ご覧になりましたかー。
リピーター多いみたいですね。それほどの魅力があるのも納得。
ホント、ノーランは素晴らしいですよね。映画制作において、兄弟タッグは最強。コーエン兄弟のようにクレバーで、ウォシャウスキー兄弟のごとくダイナミックじゃないですか。
そう、大人になると、ハリウッド映画のヒーローもので描かれるような単純な勧善懲悪の構図にしらけてきちゃうんですよね。善悪とは絶対的なものでもなく、単純に分けられないものだとわかってくるから。正義を大義名分にして、悪徳行為が堂々と行われちゃうのが現実社会だったりもするし。そんなわけで、本作のそのテーマについての掘り下げ方ったら見事でした。
一度希望を託した光のナイトが悪に侵食されるのを見るのはショッキングでしたが、同時にその展開はお見事!と思えました。悲しさゆえに、闇のナイトの孤独な疾走には心震えましたよね。

ホウ・シャオシェンのは六本木では昼上映されてますね。よかった、よかった。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-17 00:43
D さん♪
リピートされたんですね。パースでもブリスベンでも好評ー。
長いのに、緊張の糸/神経が張りつめたままで、夢中で見ちゃいますよね。
スリリングでクールにエキサイティング。
内容のあまりの濃さと重さに、観終わった後は確かに疲労感がありますよね。でも、そう、心晴れやかではないのに、妙な充実感、満足感をもたらしてくれるから、心地よいのでした。
ホント、ジョーカーは神経に障る感じの生理的な不気味さがありましたよねぇぇ!
こんなにゾゾっとするのって、D.リンチやD.フィンチャー作品級。
オージーの星ヒース・レジャーの死に思いを馳せるゆとりもないままに、ジョーカーという男に震え上がらせていただき。
とその凄さを思い出すと、せつなくもなっちゃうんですけどね。
バットマンとジョーカーの二項対立で終わらせずに、その関係性をより複雑化させたトゥフェイス、その運命もまた見事な描かれ方でしたねー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-17 00:44

はらやん さん♪
その両立の実現が素晴らしかったですよねー。
アクションシーンに見ごたえのある多くの大作は、これほどに心に影を落とす重厚な人間ドラマを見せてくれることは少ないと思うのですが。
で、アクションヒーローものの敵キャラというのは、マンガチックなものが多いから、安心して眺められる悪い奴であるというパターンがほとんどなんですが、このジョーカーばかりは心底怖かったです。神経逆撫でされましたよねー。どこまで行くのだろうと、心休まらずでした。
ジョーカーほどに肝のすわった悪人にはなかなかなれませんが、復讐心に欲や妬みや傲慢さは誰もがもっているものですからね。悪の誘惑には簡単に引き込まれてしまう気がします・・。
猛スピードのバットポッドの走りはすごくカッコよかったですよね。私はその姿がまさに草原を走る馬に乗った騎士のようにも一瞬見えちゃったのでした。
これがコンクリートの都会の闇の騎士なのですよねー。くー。
Commented by とんきち at 2008-08-17 19:52 x
そ、そ、完成度がとっても高いですよねー。
ジョーカーをはじめ、キャラクターがすごく良く立っていて、
そのへんがドラマ性をものすごく高めてました。
本当に、あーんな気持ち悪い奴を見たのは、生まれて初めてです。
内容かなり濃かったので、リピートしようかなとも思うこの頃。

だーくないと。
knight と night、ひっかけてますよね…、多分。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-18 01:28
とんきちさん♪
大作系でこういう完成度のものってなかなかないですよね。
エクセレントでしたー。
ホント、キャラクターのそれぞれが素晴らしかったです。その個性、役回り。脚本の人物造形としても、それぞれの俳優の役を理解したなりきり演技にしても。コウモリの恰好をした正義のヒーローだの、ジョーカーという名の白塗り愉快犯だの、思いきりマンガマンガしたキャラなのに、そこにあったのは、完璧に大人のシリアスドラマの味わいでしたものー。
ジョーカーの口元も背中も忘れられませんー。オセアニアのホシーw
リピートの誘惑にかられますよね。
night だと思っていたという声多数ー
Commented by denkihanabi at 2008-08-19 23:57
破綻していないところが唯一の欠点です。この内容できちんとハリウッド映画になっているのは、お見事。でも、予告篇の方が好き。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-21 00:26
denkihanabi さん♪
お見事でしたよねぇ。アメコミなハリウッド大作でこんなにオトナな完成度だなんて。確かに、破綻はしてません。ちゃんとしてました。
予告とは字幕が違っていたのですね? 私は予告は観ない主義なので、ちゃんと観てはいないんですが、昔から本編より素晴らしい予告編は多いですよねー
Commented by 真紅 at 2008-08-24 17:14 x
かえるさん、こんにちは。
前作はゴッサム・シティがいかにも「箱庭的」で架空感バリバリだった気がしますが、本作は「リアル」へのこだわりが感じられましたね。
カメラが、ぐる~~~っと360度回転して主人公たちを捉えるのに痺れました。
やっぱりヒース!なんだけど、他のキャストも素晴らしかったですね。
リピートされてる方が多いの、すっごくわかります。私も絶対、また観たいですー。
今度は、感傷に浸らずに鑑賞できるかしらん。。
ではでは、また来ますね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-08-26 00:39
真紅さん♪
前作のゴッサム・シティはモノレールみたいなのが走っていましたよね。
そう、前作ではあまり街の広がりを感じなかったのでした。
それが今回はダークなその街のリアルに包み込まれて、ゾクゾクしましたよ。
そうなんです。カメラワークがダイナミックでツボでした。
高層ビルからの落下もヒューンとスピーディでスクリーンで見るスリルと喜びを実感ー。
ノーランがこんなに素晴らしく大作を手がけられる人だとは感無量。
そして、そして、ヒーーーースはもちろん、完璧なキャストでしたよね。
前作の時は幼馴染の彼女役がどうにもこうにもいただけませんでしたが、今回はマギーちゃんになってくれてよかったし。
ぜひぜひリピートしてくださいー。真紅さんは感傷に襲われちゃいましたか。
私はそれよりも、作品そのものに圧倒されちゃった感じでした。
『アイム・ノット・ゼア』の時の方がヒースの不在に対してせつない気持ちになったような気がします。
本作では、ヒースじゃなくて、100%ジョーカーだったんだもの。くー
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