かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『アンナと過ごした4日間』 (東京国際映画祭 その5)
2008年 10月 27日 |
向かいの部屋に住む女性を窓から双眼鏡で覗き見をする男がいた。



Cztery noce z Anna (コンペティション部門) d0029596_0531991.jpg
監督:イエジー・スコリモフスキ (ポーランド/フランス)
出演:アルトゥール・ステランコ、キンガ・プレイス

これはもうまとめ記事に入れちゃおうかと思ったんだけど、シルビアだけじゃなくてアンナのことにも、やっぱり個別に触れておかなくてはと思いなおす。このたびのTIFFは、シルビアとアンナについて、ストーカー行為と見ることについての考察が肝だったんだもの。なにしろ、ポーランドの○○イエジー・スコリモフスキの17年ぶりの新作なのだし。なんて、知ったかぶってみたけれど、知らなかったよ、すみません。『イースタン・プロミス』でナオミの"叔"父役をやっていた俳優が実績のある映画監督さんでもあったなんてー。全然知りませんでした。でもとりあえず、『水の中のナイフ』の脚本を書いた人ということから、その才覚のほどは量り知ることができるかな。

『出発』(67)をレンタルDVDで見かけた時も、知らない監督だなぁ、でも、67年のものがDVD化されているってことはきっと名作なんだよね、じゃあ、そのうちいつか借りてみよう、っていう感じでゆるやかに後送りにしてた・・。バカバカバカ。反省して、予習を兼ねてこないだ観たのだけど、思いきりヌーヴェルヴァーグな感触のそれは、めちゃめちゃ好みだったのだよね。このジャン=ピエール・レオーはベストかもしれない。音楽がカッコよすぎるし。『早春』も観たいよー。と映画祭を迎える前に密かに、スコリモフスキ好キ姿勢に入っていた私。

そして、17年ぶりにメガホンをとった本作は、燻し銀の美学を感じさせるお見事な作品であった。『出発』の軽やかさとは正反対ともいえる冷たくてズッシリと重い空気感がたまらない。ポーランド映画の味わいを感じる。というのは、冬景色のポーランドの寒々しい映像にも共通するものがあったのと同時に、そこにある物語・人間の感情と浮き彫りになるテーマから、キェシロフスキ作品のことを思い出さずにはいられなかったから。『トリコロール 白の愛』のこと、そして、もちろん『愛に関する短いフィルム』のことを想起するのであった。そんなふうに一筋縄ではいかないものが描かれ、それが極上のサスペンスとして展開していく。アンナを覗き見るレオンを凝視しながら、彼と彼女の間にはいったい何があるのか、これから何が起るのか、レオンと同じように固唾をのむ。

そういえば、『イースタン・プロミス』のスコリモフスキの姪役の名前もアンナだったな。思うに、女子的にうらやましいのはあくまでもあっちのアンナ。強くて鋭敏なヴィゴ戦士が体を張って守ってくれるんだもの。それに引き替え、こちらのアンナの置かれた状況には背筋が寒くなるのだった。キェシロフスキ作品等覗き見映画のおかげか、レンズでの覗きにはわりと寛大でいられるのだけど、就寝中に部屋に忍び込まれるなんていうのは本当に気持ち悪いと思う。なのに、大いにゾゾっとさせられながらも、私はいつも映画の力に抗うことができない。嫌悪感を拭えなかったという女性の感想もいくつも聞いた『トーク・トゥ・ハー』にも大いに感動をした私は、ねじ曲がった表現しかできないレオンのような哀しい男の思いにも、結局は心揺さぶられてしまうんだよね。こっちのアンナだってピュアな愛に包まれているんじゃないかって・・。

『トーク』もそうだったけれど、サスペンスフルに進むプロット、場面構成が効果的なの。途中に差し込まれた暴行シーンは、いったいいつのどういったものなのかよくわからずにいて。終わりの方で、それが4年前の出来事だと理解し、この4年間があってのこの4日間なのだということに胸が締め付けられるの。あの事件があったから、レオンはずっとずっとアンナのことを気にかけずにはいられなかったのだね。あんな風に激しく傷ついたアンナが、ちゃんと平穏に幸せに日々を送ってくれることだけを願って、見守っていたのだね。レイプの痛みとその恐怖を目にも自身の体にも焼きつけられたレオンだから、アンナの部屋に忍び込むことはあっても、身体的接触をすることは自然に避けていたのだね。愚かな犯罪行為の積み重ねの中に、屈折はしているけれどもまっすぐな愛がそこに見えてくるの。レイプシーンがあまりにも痛々しく酷いものであったがゆえに、アンナの部屋でのレオンの行動がとても温かいものに感じられたりして。

現実は厳しく冷酷に、彼の上に圧しかかり、哀しくやるせない思いに打ちのめされるのだけど、今となっては後味が悪いわけでもなく、スコリモフスキが描いたある愛のかたちに、レオンの健気な思いとそのまっすぐさに、静かに静かに心が震えるの。
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by CaeRu_noix | 2008-10-27 23:59 | CINEMAレヴュー | Trackback(15) | Comments(13)
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Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2010-11-18 21:52
タイトル : 『アンナと過ごした4日間』'08・波・仏
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Commented by umikarahajimaru at 2008-10-28 08:26 x
昨今の映画には、リストラから始まる物語がもの凄く多くて、この東京国際映画祭上映作品でもそれが裏テーマなんじゃないかと私は思いましたね。『アンナ』も『パブリック・エナミー』も『親密』も『パルケ・ヴィア』も……。
Commented by manimani at 2008-10-28 21:59 x
かえるさんいいなあ
わたしはこれが一番観たかったですが、事情で観れず;;
「早春」は字幕無しで観ましたが良い映画でしたよ〜
Commented at 2008-10-29 18:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by CaeRu_noix at 2008-10-30 02:13
umikarahajimaru さん♪
リストラなエピソードの映画、近年多いですよね。
そういえば、クスクス粒もリストラでした。
本作アンナに関しては、私はあまり社会派視点を持ち込む気がないんですけどね。
(孤立、孤独というのは加味するけど、職のことはそんなには・・・)
でも、そうですね。環境がテーマの映画祭ってことらしいけど、こっち系の作品群を考察すると、そういう社会的なテーマの共通性が見えてくる感じですね。
重めなのが多かったですね。
Commented by CaeRu_noix at 2008-10-30 02:17
manimani さん♪
残念でしたねー。
でも、これが一番観たかったとはお目が高いです。
私なんて、アドバイスをいただかなかったら、別のカンヌグランプリ作品の方を選ぶところでした・・・。
観られてよかったー。
「早春」をご覧とはうらやましいー。
newsweekのアンセン氏の歴代ベスト100映画にも「早春」が入っているんですよねー。
Commented by とらねこ at 2008-11-15 14:42 x
こんにちは、かえるさん。
ちゃんと原語タイトルの入ったポスターをUPされていて、ヒュー♪
かえるさんがポスターをうpされること自体、珍しいですもんね。

ケツを叩いてくれて、ありがとうございます。
素晴らしい映画を見ました。これは今年のベストに入れてしまおうと思います。
『出発』も見なくっちゃと思って思いますが、レンタルがなかなか進まなくって嫌になります。出発したらやはり家路(イエジー)に辿り着くのですよね。(つまんないオヤジギャグを言ってごめんなさい)。
スコリモフスキ監督も、シャイなオヤジで素敵でしたね。
この監督は、「巨匠」でいいと思います。
こんな映像が撮れる監督を、巨匠と呼ばずに何と呼ぶ!と鼻の穴が膨らむような傑作でした。
これまでの他の作品も、どっかの名画座でやってくれませんかね(懇願)。
Commented by CaeRu_noix at 2008-11-16 03:09
とらねこさん♪
ベンヤメンタに続き、こんな素晴らしき作品を共有できて嬉しいでっす。
映画祭ではこんなに上質な作品に出合えたりするのよってことをとらねこさんにも実感していただけたこともー。

普段は画像検索をするのが面倒というのもあるし、それ以上に、一般公開作品の場合はそこらじゅうに同じような画像があふれているから、あえて自分もとは思わないのだけど、映画祭の作品に関してはそうではないから、自分のためにポスターを記事内に置いておきたいという感じなんですよ。
基本的に日本で作られるポスターよりも元々のヨーロッパのものの方がクールでセンスよいケースも多いですしね。TIFF中、六本木駅からヒルズに向かう通路の壁に上映作のポスターがズラッと貼ってあったじゃないですか。あれを眺めるのが大好きでした。盗みたいくらいにー
スコリモフスキ監督、ステキでしたよね。一見イカツイ感じなんだけど、じぇんとるまーん。作品も人柄にも巨匠の風格がありますな。
スコ作品上映、どっかの大学でやったみたいです。どっかでやってほしいですねー。
出発、家路。旅立つ私にすてきなおやじぎゃぐをありがとー
Commented by ぺろんぱ at 2009-11-01 21:17 x
かえるさん、こんばんは。
私も実はこの監督の名を知りませんでしたが、本作でしっかりインプットされました。
「愛ゆえに」まっしぐらなレオンと彼につきつけられる現実の惨さに、私も打ちのめされる思いでした。

>冷たくてずっしりと重たい空気感

ポーランド映画のこういう世界、私もたまらなく惹かれます。

悲痛な叫びが聞こえてくるような世界なのに、可笑しみと温もりを感じさせる幾つかの場面があって、泣いていいのかレオンの未来に微かでも希望を抱いていいのか、どっちなのか分からずオロオロしている自分を感じてしまいました。

アンナが獄中のレオンに指輪を返すシーン、たまらなく切なくぐっときました。
Commented by CaeRu_noix at 2009-11-02 00:32
ぺろんぱ さん♪
映画監督としては長い間活動をしてなかったし、そもそも日本で公開されたりした監督作も少ないようで、年季の入ったシネフィルさんでもない限り?今まで知らなくて当然だと思いまする。
そして今、スコリモフスキの名を心に刻むことができたのはよきことだと思いますー。
「愛」についてを描いた映画は無数にあれど、このドラマには大きくうならされました。ヘヴィーで崇高で。
寒い国ポーランドの空気感って寂しげだけどとてもいいですよね。
レオンの行動には微笑ましさを感じるシーンもありましたよねー。
でも、この緊張感あふれる冷たい空気の中では、可笑しみとぬくもりも切ないものになっていたような印象です。
(一年前の記憶なので、実際はそうじゃなかったのかもしれないけど。)
とにかく、理性と感情が複雑に刺激されましたよね。
確かに、自分の思いをどこに着地させたらいいのだろうって部分もあったかもしれません。
全てをひっくるめて、素晴らしい映画だったなぁってことは確かなのですが。
Commented by mezzotint at 2009-12-02 10:56 x
かえるさん
こんにちは♪
こちらでも公開されました。
レオンの一途な愛がたまらないですよね。
不思議なラヴストーリーでした。
時間軸が定まらないので、ちょっと混乱しましたが(笑)
素晴らしい作品でした!
Commented by CaeRu_noix at 2009-12-03 09:00
mezzotintさん♪
ご覧いただき嬉しいです。
向かいの窓から覗き見るっていうのは映画的には珍しくない設定なんですが、その理由・その思いというのが格別なものなんですよね。
現在と過去がわかりにくいんですが、それゆえにミステリアスな魅力がありました。
覗き見が見守ることになり得るなんて不思議な感銘がありました。
Commented by 樹衣子 at 2010-01-24 23:09 x
かえるさんへ

暗い、寒い、重い、これが私の映画の好み3大要件ですが、それに映像美という芸術性も加わり、完璧でした。

>この4年間があってのこの4日間なのだということに

気がつきませんでした!ここまで完成度が高く構築されていたのですね。
Commented by CaeRu_noix at 2010-01-26 01:22
樹衣子 さん♪
完璧でしたよねー。
重くて暗いのだけど、孤高の美しさを感じます。
私は、軽め明るめ陽光映画も大好きなんですけど、ロシア、北欧系の寒々しい映画の質感は大好きなんですよね。
ポーランド映画もまさに自分好みのヒンヤリ感をもっているものが多いんですが、本作の素晴らしさはまさに!でした。
初めはいぶかしく思い、やがて感動が訪れる絶妙な構成でしたよね。
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