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2008.11 アンコールワット旅行記 4
2008年 12月 10日 |
最終回の前に、写真と雑感。



レリーフ、レリーフ、像。

アンコールワット遺跡は遠くから眺めた時の建物の佇まいも趣があるんだけど、遺跡内部に入って近くで見る壁面に彫られたレリーフがまた素晴らしいのです。遥か昔、大した道具もない時代によくぞこんなに深く精巧なものをこんなにたくさん彫ったものだと感激。
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世界遺産にもなっている著名な遺跡アンコールワットをいつか訪れてみたいという思いは以前からもっていながら、そこにどんな歴史があるのかなんてまるで知らなかった私。そこでまつられていたいた宗教にしても考えたこともなかったなぁ。仏教国のカンボジアだから、何となく仏教のような気がしていたんだけど、建築美術的には仏教のそれとは少し違う感じがしたのも当然で、クメール教と呼ばれるその宗教は、多くの時代には、インドからもたらされたヒンズゥー教がもとになっているものだった。無知な私。アンコールトムのように時代によってはヒンズー教ではなく仏教を崇めているのも面白い。多くはヒンズー教の神を祀っていて、インドの神話でお馴染みの神々の姿が彫刻に描かれているの。インドのカジュラホで観た彫刻に似ている感じ。近代の建物はその外壁面は平らなのが当たり前となっているので、壁にめいっぱい信仰心のこめられた彫刻が広がっているというのは圧巻。
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Chai さんが言うことには、今年はガイドの仕事の用命が少なかった、つまりカンボジアに来る日本人が今年は少ないんじゃないかということ。それはそうだろうなぁとは思う。別にカンボジア限定のことではなくて、石油高騰によって燃油サーチャージがバカ高いことは海外旅行を敬遠する要因になったと思うし、そうでなくても日本は不景気なのですから。近頃の円高は追い風にはなるかなとは思うけど、日本人の好みも多様なので、アンコールワットに足が向く人は一握りでしょうねぇ。そんな私だって、行けるものならまずはアンコールよりマチュピチュっていう感じだし。

日本の不景気による海外旅行の敬遠はまぁ仕方ないにしても、今回反省したのはなんとなくもっていたカンボジア観について。Chaiさんが、日本の人はカンボジアにあまりよいイメージをもっていないでしょう、みたいなことを言っていたのだけど、いえ、別に、悪いイメージをもっていたつもりはないけれど、確かになんとなく明るいイメージはもっていなかったかもしれないなぁ。アンコールワットがあるからいつか行きたい場所ではあったけれど、何しろ、物心ついた時から、カンボジアという言葉には、難民という言葉が自然に結びついていたり、内戦というのも象徴的なものだったから。何も知らないのに、いいイメージをもっていないというのは失礼な話だよねぇぇ。

例えば、「地球の歩き方」の注意事項なんかを読んでもそのマイナスイメージが付きまとったのはいかがなものでしょう。私は、SNSのコミュニティの旅慣れた人たちのコメントを読んで、ゲストハウスに泊まることをサクッと決めたのだけど、地球の歩き方を読むと、ゲストハウスではトラブルも多々あり、セキュリティも信用できなく、強盗事件やレイプ事件もあったなんてことが書かれていて、女性1人でゲストハウスを利用するのはやめた方がよいだろうって、書かれているの。その著者は、これから旅をする読者の安全を考えて、そうアドバイスしているのはわかるけど、そういうふうにくくっちゃうのはむしろ酷いよなぁって思った。これってむしろ営業妨害じゃないかって思えるくらい。

細心の注意を払って、危険が及ばないような旅を心がけるのは当然のことだけど、そちら側の立場を考えたら、むやみな中傷って感じ。銃器による犯罪も結構あって、内戦後も治安の悪さは目立っているというようなことが書いてあるんですよ。そんな一面もあるのはわかるけど、行くのをやめたくなるようなことを書かないでほしいなぁ。私はいつも旅の直前に地球の歩き方の最後の方の注意事項のページを読むことが多いのだけど、いつもこんな犯罪がありましたっていう事例を直前に読んで、旅立つのが憂鬱になってしまうのです。で、その地に降り立ってみると、そのウツな気分が嘘のように晴れて、書かれていることと自分の目の前にある世界にギャップを感じるのです。旅行ガイドに現地での危険情報、注意事項を載せるのは当然のことだろうけど、イタズラに悪いイメージを植え付けないでくれよーって思うのです。

真面目なChaiさんが言うことには、ガイドブックというのは、全世界で旅した人の手によって勝手に書かれて出版されているけど、実際は間違いも多いし、偏見も存在するのは事実。だから、本当はその国のその土地で監修されてしかるべきじゃないかということ。それはそれで、宣伝のためによいことばかりが書かれるようになりそうなので、理想的とは言えないけれど、よその国の人たちに無責任に書かれることに危惧を感じていることに、考えさせられるものがありました。そうだよねぇ。日本のガイドなんて、ホントちゃらちゃら系が多いっすから。今回買ったホーチミン用のガイドブックったら、ベトナム語で「助けてください」「パスポートをなくしました」「お腹が痛いです」は何て言うかが書かれているのに、「こんにちは」や「ありがとう」が何と言うかはどこのページにもないんですよ。パックツアーの人用の本とは言え、私は哀しくなりました。それでいいのか、ニホンジーン! 

カンボジアでは困ったことはほとんどなかったんだけど、一度かなりあせったことがありました。それは、バッグのカギが開かなくなった事件。バッグにもともとついていた鍵ではなくて、東急ハンズで買った番号を合わせて開けるダイヤル式南京錠がいきなり開かなくなったの。これから、シャワーを浴びるべく、着替えを取り出そうと思った時に。番号は絶対あっているのに引っ張ってもひねってもまるで反応せず。どうしても開かなかったら、ゲストハウスの受付に持ってって、何らかの工具で鍵を壊して開けてもらうしかないかなーと思いつつ、冷や汗をかきながら、ダイヤルをがちゃがちゃ。あれこれ試してみて、20分以上経過した頃、ようやく開きました。888で合わせたはずの番号が887で開いたっていうような感じ。ほっと胸をなでおろし。にしても、100円ショップで買ったわけではない、東急ハンズで1000円くらいした鍵なのに、そんな不具合が起こるなんて許せない―。勝手に番号が変わるなんて誰が予想しますか。旅行バッグが開かないことって、致命的な事態にもなりかねないっすよ。おそろしい。あいてよかったー。

その他、メモメモ

日本ではバナナの皮をむく時、房の時につながっていた部位、上の方から向くのが一般的だと思うけれど、カンボジアの人は逆さにしてお尻側からむいてました。この方がキレイにむけるよーって。ちなみにこないだ観たカザフスタン映画の中でも、逆さからむいてるのを見ました。世界全体としては、どっちからむく方が多いのでしょうー?

カンボジアの子どもたちにもゴムとび遊びがあり。

カンボジアの人はハンモックが好き。遺跡付近の食堂の店先にも、おうちの縁側的スペースにも、ハンモックが当然のごとくかかっていて、みんなそこでくつろいでいるのです。ハンモックがどこのおうちにも普通にあるなんていいなー。うらやましきハンモック生活。
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by CaeRu_noix | 2008-12-10 09:35 | 旅 行 記 | Trackback | Comments(0)
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