かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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2008.11 アンコールワット旅行記 5
2008年 12月 12日 |
アンコール・ワット遺跡の旅 活動3日目 



活動3日目の滞在4日目はもはや最終日で、この日の午後一には、ホーチミンに向けて、カンボジアの地を発たねばならないのでした。早いなぁ。ホーチミンに1泊するにしても、夕方の便を選ぶべきだったなぁと、こちらに来てから、その配分を後悔した私でした。航空券を手配する前に、もっとちゃんと情報収集、予習をして、アンコールワットには見るところがたっくさんあることをちゃんと認識すべきだったのだ。と、後で思っても仕方ないのだけどね。最終日を満喫するだけー。

お昼には出発の準備をしなくちゃなのでみやみな遠出はできません。当初は、きっとその日はアンコールワット周辺で過ごすんだろうなぁって思っていましたもの。それが、バイクでピューンと行くなら、行動範囲はそんなに狭くなくてOKということがわかったので、シュムリアップから南へ10キロほど行ったところにあるトンレサップ湖行きに決定。カンボジアでは毎日遺跡を観るんだとばっかり思っていて、こちらに来るまでは湖に行く予定なんてまるで考えてなかったのですけどね。ガイドブックを熟読して、初めて興味をもったのでした。だって、その存在すら知らなかったもの。
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カンボジアの中央に位置する大きなみずうみトンレサップ湖。雨季と乾季で大きさが変化し、雨季には1万平方kmと、乾季30平方kmの3倍もの面積になるのだそう。つまり琵琶湖の○倍の大きさでっす。(Chaiさんは琵琶湖の何倍だと説明してくれたのだが、そんなのはもう忘れましたー。)約300種類の淡水魚が生息していて、漁業もさかんなのだそう。そして、ここには、水上で生活する人たちがいるのです。湖で大自然を満喫というだけじゃなくて、その土地ならではの独特の暮らしをする人々の姿を眺めるのが好きなのです。

というわけで、朝からバイクでビューンと湖へ。d0029596_23452910.jpgそして、この3日間、乗りものといえば、常にニ輪だったわけですが、ここでボートに乗るのであります。わーい、トンレサップ湖クルーズ!そういえば、私、船系に乗るのは結構久しぶりかもしれないなぁ。ひょっとして、いつぞやの四万十川以来かロタのダイビングボート以来?そんなわけで意外にも私にはこれまた非日常的な乗り物のモーターボートなのであった。風を切って、大海原(大湖原)を進んでいくのもとても気持ちがいいの。すれ違う観光客用のボートは団体さん用で一隻に十数人は乗っていたけれど、へへん、こっちは貸切状態だよーんと誇らしく爽快。ボートの先端部に乗るのもアリでした。
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湖上の進路には、水上に建つ住居が連なっていて、そこで生活をする人たちの姿を眺めることができるのです。プライバシー保護と安全のため、先進国の都会では通りすがりに人の家の中をのぞくことはできませんが、ここの水上生活な人たちにはそんなガードはないようで、子どもが遊んでいたり、お母さんが家事をしたりする姿を垣間見ることができて興味深いのでした。移動をするのも、もちろんボートで、野菜を積んだボートを漕ぐ人や、漁の帰りか、魚が山盛りに積まれたボートも行き交っていました。私にとっての非日常が、この人たちにとっては日常なのだよね。子どもがたった一人でボートに乗っていて、せっせとオールを漕いで進んでいる姿なんかにも感心。こういう水上生活風景はベトナムのメコン川でお馴染みのものと雰囲気が似ている感じだなぁと思ったら、ここの人たちもベトナムからやって来た人らしい。確かに、お馴染みのベトナム笠をかぶっていましたね。
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クルーズの中間地点という感じの場所で途中下船。お土産屋さんにもなっている養殖場でありました。ワニがいましたよ。養殖場だけあって、湖で捕獲したワニというわけではなく、養殖で育てたものらしいですが。ぷち博物館にもなっていて、湖で獲れる魚の標本や図柄、地図なども並んでいました。そして、またボートに乗り込むのでした。途中、水がたまっちゃった事件がおきて停車したのだけど、難なく解決。陸地へ。

それから、その界隈の食堂でブランチ。例によって、麺をいただき、コーヒーなんぞも飲んでみました。ベトナムコーヒーっぽい感じ。このお店もいかにもジモティなお店でしたね。そして、朝の往路には、大きめな道路を一直線に進んで湖に向かったのだけど、帰りは別のルートをとりました。田舎好きのChaiさんですから、車やバイクの通る道路じゃなくて、こんなところ観光客は通らないぜよってなのどかな風景が広がる田園地帯の道へ入り込み。移動には早さ・効率を重んじる日本の日常の私ならクレームものなんですが、非日常の旅の途中においては田舎ラヴな私ですから、それはもうハッピーな気分になりました。牛がいるよー。空が青いよー。花が咲いているよー。緑が輝いているよー。地球は美しいー。と最後のツーリングも思いきり満喫。

ゲストハウスに戻る前に、リクエストしていたオールドマーケットに立ち寄る。海外旅行先では、地元の人々の活気あふれる市場、マーケットを訪れるのはお約束なのだもの。生鮮食品に日用雑貨、ところ狭しと商品が山のように並んでいて、ガヤガヤと大賑わい。行く先々の食堂で調理や給仕をしていた女性たちはわりと奥ゆかしい印象があったのだけど、この市場でものを売る年配の女性たちは見るからにとてもたくましい感じ。力強く魚や肉をさばいている様が生活感があふれてパワフルなのでした。眺めて楽しい食品コーナー。イート・イン的なコーナーもありましたね。食材の中には雛鳥のようにも見えた蛙もいたもよう。ひぇー。そして、私は布モノなお店でちょいとお買い物。時間に余裕がないかなと、さほど精力的に値切り交渉をしなかったのですが、後で、Chaiさんに、もうちょっと交渉しなきゃーって言われました。すみませんー。
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そんなお出かけを終えて、宿に戻りました。先の見えない無計画な旅と思いきや、添乗員付きツアーに参加したかのような楽チンで迷わない行程を過ごせちゃいました。というか、添乗員付きツアーよりも素晴らしい。ツアーの団体行動なら、個人のわがままは通せないですもんね。「ちょっと帰りにオールドマーケットに寄ってほしいのですがー♪」なんて聞いてもらえないでしょう。集合時間は自分で決められないですもんね。どうしたらいいのかわからずに途方に暮れる旅もそれはそれで思い出にはなるのだけど、今回はカンボジアの滞在日数が必要よりも少なかったわけなので、効率よく迷わずに行きたいところに行くことができたのは何よりでした。それもこれも、親切で話のわかる日本語ペラペラなChaiさんに出会ったおかげ。Chaiさんがガイドの仕事でスケジュールが詰まっていなくて、ゲストハウスの送迎の仕事を手伝う余裕があったおかげ。1人で動き回るよりもカンボジアの人に近しく接する機会もあったりして、豊かな旅路となりました。

感謝を意を伝え、何か日本なものをあげたかったのだけど、私は何ももっていなく。計算をするために取り出して使った太陽電池の超薄型コンパクト電卓を、「これ、いいねぇー」って言うから、じゃあ、これをお餞別にーってあげちゃった。ホーチミンで値段の計算をする時にちょっと困ったけれどさ。Chaiさんは、「来年もまた来てねー」って気軽に言うのだけど、なかなか同じ国には行かない性分なもので、ごめんなさい。でも、もしも、またいつかカンボジアを再訪する機会があるのだとしたら、アンコールワットよりももっといい遺跡スポットにぜひとも案内してほしいですな。こないだタイと交戦にまで発展した国境の遺跡"プレアビヒア"はやはり素晴らしいのだそう。クメール文明を誇りに、着実に発展をしてほしいけれど、素朴さは失わないでほしいカンボジアなのです。悠々と楽しく過ごすことができました。

そして、ホーチミンへ乗り継いだのでした。FIN
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by CaeRu_noix | 2008-12-12 23:51 | 旅 行 記 | Trackback | Comments(3)
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Commented by 1号 at 2008-12-14 15:13 x
こちらでは、はぢめましてかも?
わくわくな旅日記で
しあわせのお裾分けを有難うーゴザイマス、かえるさんv

「ここに行きたかったんだ!」
ってゆー旅の最大の目的地ぢゃあないところで
感極まってしまうコトってありますよねえ。
「そーか、これに出逢うために呼ばれて来たわけか」ってゆーよーな出逢いとか。
無意識で判っているつもりになっていた自分に驚かされるコトもいっぱいだし。

お金があって時間があっても旅に興味が持てないヒトもいるし、
旅に行く機会を持てても楽しめないヒトもいるし。
いろいろな巡り合わせから旅に出るコトが叶って、
嬉しーをいっぱい取り込める感受性が育まれる環境で
育ててもらえた、過ごすコトができた、
その幸運に大感謝ーvvv

このまえのペルー滞在中、
自分の口から、しょっちゅーでてきていた言葉は
ダントツで Hola と Gracias でした、間違いなく。
お礼ゆーコトになれていないヒト多過ぎるかも、ニホンジーン!
Commented by CaeRu_noix at 2008-12-15 01:52
1号さん♪
ようこそー。
コメントありがとうございまーす。
そう言っていただけると、嬉しいですー。

いつも準備が不完全なので、現地についてから興味を持つ場所が出てくることもしょっちゅうで。
そして、すごく楽しみにしていた場所が期待はずれだったりすることも時にはありますよね。
そんなところも旅の面白みですよねー。
私はいつも、行く前は当然、観光スポットの建築物等に一番興味をもっているのだけど、現地についてからは歴史的なものよりも、今を生きている人々の日常の姿などにより惹かれてしまうんですよね。次第にそういう写真が多くなっていくというパターン。
意外な発見、思いもよらない出会い、気づきがあるのが旅の魅力ですよね。

そう、価値観は人それぞれなので、金と時間を使って、面倒で危険なことをしたくないという人もいますよね。
物を買う方がいいとか、でかけるにしても近場でくつろぐ方がいいとか、海外にしても、南の島かヨーロッパの都市に限るとか。
それはまぁ好き好きなのだけど、そうなの、私はこういう趣向で旅を楽しめることを嬉しく思っていますよー。
Commented by CaeRu_noix at 2008-12-15 01:54
Hola はスペインでは自然に言えませんでした・・。いまだ照れるかも。
多くの言葉は身につかないので、旅行の時はひたすらアリガトウの言葉を連発しちゃうことが私も多いですわ。
グラシアスばっかり言ってそう。アミーゴも言いたいー。
日本人の奥ゆかしさなどは嫌いじゃないんだけど、お店等に入る時など挨拶をしないのが結構当たり前な感じだったりして、自分の国の習慣にウーンと思ってしまうこともありますよね。
ありがとうより、すみません文化というか・・・。

ペルーの人々との触れ合い状況も気になりますー。
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