かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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『トワイライト~初恋~』
2009年 04月 15日 |
アダムス・ファミリーよりもさりげなくて面白いカレン・ファミリー。

高校生のベラ・スワンは、母の再婚に際し、ワシントン州フォークスの雨がちな小さな町に住む父親と暮らすことにした。



恋のお相手がヴァンパイアな学園ラブストーリーということで、ちょいと楽しみにしていたのだけど、あまり私好みではありませんでした。っていうか、なんじゃこりゃ系。そういう意味では、ツッコミながら、笑いながら楽しめる映画ではあったんだけど、その禁じられた恋にどっぷり浸るというものではなかったなぁ・・・。ポイントポイントで面白い演出・シーンには遭遇するのだけど、全体的には心は離れがち。ツッコミながら楽しむんでよかったんだろうか?と疑問を抱きつつ、後で検索して様子をうかがったところ、コレはシャレ系じゃなくて一応ちゃんとハマって見る恋愛ものらしいので、やっぱり私は適切に楽しめなかったってことね。

これって、そもそも、全米で大ヒットの女性映画なんですね。それは、私好みなわけがないですね。情報不足でした。あらら。 variety japan の記事によりますと、"fandango.comのHarry Medved広報は、「『きみに読む物語』以来、もっともロマンティックな映画ですから」と、ヒットの理由を分析する。" " とくにパティンソンが演じたエドワードは、まさに女性にとって理想の男性像だとMedved広報は言う。" 近年の女性向け映画の大ヒット作というと、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『マンマ・ミーア!』、『プラダを着た悪魔』などだそうで、そういう系で語られた日にゃー、私の担当外に決まってましたってな感じ。理想の王子様とのロミジュリな恋だから、アメリカの女性たちのハートを鷲掴みしたってことなのね。

キャサリン・ハードウィック監督作は、『サーティーン』と『ロード・オブ・ドッグタウン』 がすごくよかったから、彼女の描くティーンエイジャーと学園模様には期待するものもあったんだけど、本作は設定が独特なだけにテイストはまるで違うものだったな。ニッキー・リードが出ているのはちょっと嬉しかったけど。ナチュラルな瑞々しい躍動感にあふれる高校生の姿はそこにはなく、スーパーサイヤ人にも負けないかもしれない怪力と敏捷性をもったでも表情は常に暗い色白な吸血鬼高校生が登場。奇妙さが面白いっちゃー面白いんだけど、森をぴゅーんぴゅーんと飛び回るってなファンタジー・アクションなスピードには苦笑い・・・。

アメリカンな学園もの・青春ものというと、ポップなトーンに慣れているものだから、このシリアスタッチな暗さが好きになれなかったというのもあるかな。それゆえに斬新で面白いとも言えるんだけど、この妙な雰囲気には訝しさを感じ続けちゃった。でも、奇妙さも極まればやたらに面白くて、カレンファミリーが集合する場面は最高に好きだった。カレン先生の妖しさが周囲の人に普通に受け入れられているのが面白くって。顔面蒼白過ぎ!一家そろって野球デーってのは可笑しすぎ。そんなわけのわからん唐突な試みが大いなる危険を誘発したという強引なストーリー展開はさすがの全米大ヒット大作って感じで。個人的にはエドワードには魅力を感じないので、不可解さと恐怖感を越えて道ならぬ恋を選ぶベラの気持ちに共鳴できず、恋愛ものとして心寄り添うところはなかったけど、ミョーちくりんな新たなるヴァンパイアものとしての見どころはあったかな。

で、私としては、「ときめきトゥナイト」の実写映画化をきぼーん。男女の立場は逆だけど、これも同様な境遇じゃない。真壁くーんに恋する気持ちだったら、大いに共感できるもの。
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by CaeRu_noix | 2009-04-15 13:52 | CINEMAレヴュー | Comments(0)
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