かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
latchodrom.exblog.jp
(映画を見るのにいそがしくてブログはもう)
Top
『ビバリーヒルズ・チワワ』 
2009年 05月 14日 |
忠犬ハチ公より泣ける。



わんわんわん。動物大好き。でも、あくまでも野生の動物派なの。家畜もいいけど。ペット映画はあんまり好きじゃないの。だから、これも問題外なタイプと思っていたんだけど、方向性・テーマ的には私好みだったわん。てっきりビバリーヒルズ舞台の物語だと思っていたら、わーい!メキシコ冒険旅行なんじゃん。甘やかされっぱなしでリッチにゴージャスに暮らしていた高慢ちゃんが、異国での危機に遭遇し、出逢いと冒険の体験によって、新たな価値観を持ち、成長する心温まるストーリーだなんて。そんな王道ドラマを犬でやっちゃうなんて、さすがのディズニー。VIVA!アドベンチャー。

CGアニメの技術が進歩して素晴らしい映像体験ができるようになるのは大歓迎だけど、実在する動物を本物そっくりのCGで表現したものは嫌い。(ライラのシロクマにはむかついた。)ロボット系とか、或いはこの世に存在しない恐竜とかペガサスとか不死鳥とかをアニメで表現するっていうなら、夢があって大いに意義を感じるのだけど、現存する動物は実写で撮ればいいじゃんって思うんだもの。そんなことを常々思っている私に、この映画のスタンスはばっちりフィット。

チワワってそんなに好きな品種でもないけど、犬の姿はやっぱりラブリー。耳もしっぽも可愛い。そして、物語展開と台詞にぴったり合っている犬たちの素晴らしい演技にそれはもう感動しちゃった。むやみに動物を擬人化するのはちゃんちゃらおかしいんだけど、これはもう思いきりリアルで、違和感なく犬に感情移入しちゃうのさ。ホントに犬が言葉をしゃべっているみたいなんだもん。すごいなぁ。人間の俳優を演出するよりも大変じゃないかと思うけど、よくぞこんなに完璧に仕上げてくれたものだ。

主人公のセレブなクロエを助ける元警察犬のデルガドの男気に心打たれずにはいられない。これって、声がアンディ・ガルシアだったのね。いいなぁ。ドリュー・バリモアの声はちょっと違う気がしたのだけどね。クロエを愛するパピもいいんだなぁ。クロエったら、お高くとまった感じの悪い女なのに、勇敢な男たちに助けられて幸せ者だなぁなんて、犬に嫉妬してみたり・・・。遺跡の登場にもワクワクしたわけなんだけど、あの野生のチワワ連合のリーダーの声はドミンゴ氏だったのね。カレーラス引退するも、ドミンゴは吠えるー。パイパー・ペラーボはまだまだ娘って感じの役どころがハマるのねー。人間キャストもぐー。

クロエがメキシコの道中で出会った子犬くんに靴のことを指摘されて、それを脱ぎ棄てるところなんて、たまらないっす。人間なみに犬猫に贅沢な衣食住を与えちゃっているペット至上主義な人々の姿には首を傾げたくなる私にとっては、いいところを突いた物語でありました。下手な人間ドラマよりよほどに感動的な犬ドラマー。
[PR]
by CaeRu_noix | 2009-05-14 23:59 | CINEMAレヴュー | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://latchodrom.exblog.jp/tb/9727869
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 5月15、16日の公開映画ちぇ... PageTop 『感傷的な運命』 Les de... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Beige Shade by Sun&Moon