かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
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第62回カンヌ国際映画祭結果-2009
2009年 05月 25日 |
第62回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の受賞結果をば。



パルムドール
『DAS WEISSE BAND 』(THE WHITE RIBBON/白いリボン)
 ・・・・ ミヒャエル・ハネケ監督 (独・オーストリア・仏・伊)d0029596_22675.jpg

コンペ出品5度目にして初パルムドール。
第一次世界大戦直前、ドイツのプロテスタントの村で起きた数々の事件が描かれる。
テーマはファシズム?
かつて、ハネケ監督作の『ピアニスト』で女優賞を受賞したイザベル・ユペールが審査委員長であったりすることもプラス効果になったのかしらん。
ハネケ先生も気がつけば、67歳なんですね。機は熟してました。
パルムドールの名のもとに性悪ハネケの映画が多くの人に見られる機会を得るかもしれないなんて嬉しくなっちゃいますね。

グランプリ
『UN PROPHE`TE 』(A PROPHET/預言者)
 ・・・・ ジャック・オーディアール監督(フランス)

孤児の少年がマフィアのゴッド・ファーザーになるまでの成長物語。
ジャーナリストたちにすこぶる評価の高かったという本作。
オーディアール監督が描くマフィアの世界で生きる男たちってそれはクールに違いない。

監督賞
ブリリャンテ・メンドーサ監督(フィリピン)
 ・・・・ 『KINATAY』(キナタイ/めった刺し)

フィリピン人としてはカンヌ初受賞だそう。

脚本賞
『春風沈酔的晩上』(Spring Fever)(ロウ・イエ監督)

前作『天安門、恋人たち』で中国当局に5年間の映画製作禁止令を言い渡されているのに、更なる問題作に挑んだ不敵のロウ・イエ。
同性愛が描かれているそうで。
危険を冒したのですから、受賞があってよかったね。
 
女優賞 
シャルロット・ゲンズブール/『ANTICHRIST』(トリアー監督)d0029596_2264285.jpg

性描写も残酷描写も過激過ぎてブーイングの嵐だったトリアー作品だけど、主演女優シャルロットがそこまでやったことに実りがあったのは何より。
審査員に女優が多かったことが、案外とそういう評価に繋がったりして?
アーシアちゃんはきっとそれを評価したんだわ。

男優賞 
クリストフ・ワルツ/『イングロリアス・バスターズ』 (タランティーノ監督)

「ぴったりの俳優が見つからなければ映画を撮らないつもりだった」とタランティーノが言ったほどに、この映画になくてはならない俳優なのね。
今のところ、日本公開が確定しているのって、コレだけかなぁ?

審査員賞
『FISH TANK』
  ・・・・ アンドレア・アーノルド監督(英)
『THIRST』(コウモリ)
  ・・・・ パク・チャヌク監督(韓国)

高等技術院技術賞
『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』の音響技術に対して

審査員特別賞
・アラン・レネ監督

カメラドール(新人監督賞) 
『Samson and Delilah』
 ・・・・ Warwick Thornton監督

---
というわけで、おめでとうー。
問題作も多い巨匠たちの映画、ぜーんぶ観たいですー。
FESTIVAL DE CANNES  河北新報社  Rue89Japon 作品/シネマトゥディ
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by CaeRu_noix | 2009-05-25 22:06 | 映画ネタあれこれ | Trackback(2) | Comments(2)
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Commented by BC at 2009-05-27 23:17 x
かえるさん、こんばんは。

コンペは鬼才系監督の作品が多かったけど、
受賞結果は名匠監督の意欲作が中心でしたね。

シャルロット・ゲンズブールの女優賞受賞良かったですね☆
私はシャルロットに関してはナイーヴそうなイメージをもっていたけど、
授賞式のシャルロットは普通に爽やかでした♪


P.S.
『夏時間の庭』良さそうですね。
私の地方では6月公開なので楽しみです♪
Commented by CaeRu_noix at 2009-05-28 01:05
BC さん♪
いつもに増して鬼才監督勢ぞろいなコンペでニヤリでした。
おお、BCさん的には名匠と呼べるのは誰と誰でしょう?
わたし的にはハネケは鬼才中の鬼才です。みんなヘンタイー。
で、賛否の分かれた問題作にもちゃんと賞が与えられているのが面白いなーて思います。もちろん意欲作ですね。

シャルロットの女優賞はよかったですよねー。
ヘンタイトリアーのヘンタイ映画で主演女優をやって、その映画がブーイングで終わっただけだったら寂しすぎますもん。
シャルロットはたぶん少女時代はちょっと蔭のある感じだったのかなって思いますけど、最近は自信にあふれて仕事をしているんじゃないでしょうかね。爽やかさんでしたかー。

『夏時間の庭』は、フランス映画的?にホウシャオシェン的に散文詩的なタイプでもあるので、人によってやや退屈で物語が希薄と感じられるかもしれないけれど、わたし的には素晴らしくよかったですよー。
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