
日本三大奇祭にも数えられ、国指定無形民俗文化財になっています。
五穀豊穣、災厄消除などを祈願し、旧正月7日の夜から翌8日の明け方にかけて夜通し行われる"裸の男と炎のまつり"なのです。
(詳しくは、黒石寺のサイト にて)


休憩所になっている小屋で、おいしい煮込み料理やお酒をいただきながら、地元のおじさん達の賑やかな語らいを聞くのも楽しいものでした。東京からやって来たという参加者の男性が、体調を崩して小屋で寒さに震えていて、多くのおじさん達はさほど心配する様子もない中、1人のおじさんがとても優しく彼を気遣い、体を擦りながら温かい言葉をかけて元気づけていたのが印象的でした。

22時の裸参りと23時半からの柴燈木登り(ひたきのぼり)を観て、仮眠をとらせていただいてから、5時からの蘇民袋争奪戦を観に行きました。暖冬で今年は積雪もなく、そのために例年より人出が多かったようです。薬師堂でスタートする蘇民袋争奪戦の始まりは、眺めていも何が行われているのかよくわからないような状況だったのだけど、とにかく熱気にあふれたもみ合いが続き、近くで見たいとそばに寄れば、何度となくすごい勢いで押されて、自分もおしくらまんじゅうの輪の中に加わっているようで、危険も紙一重なんだけど、その賑わいが楽しかったです。小間木もしっかりいただいちゃった。
蘇民袋を巡る戦いはお寺の外に続き、男達の争奪戦の輪は道路を進んで行き、最後は田んぼの中で決着を迎えました。暖冬とはいえど、朝方は非常に寒かったです。褌で参加の彼らはどんなにか寒いことでしょう。それでも、毎年こうやって頑張っているんですね。寒かったり眠かったりでしたが、とても興味深くて、面白いお祭り体験でした。

そして、お祭りの後は温泉へ。そして25日、お祭りの後は温泉へ。千貫石温泉湯元東館。気持ちのいい露天風呂を堪能し、お酒を飲みながら部屋で語らいました。ここは江戸時代に堤の人柱になったお石さんの幽霊が出る地域なんですって。そんな場所で、ぐらさんは幽霊体験をあれこれ話してくれるので本気で怖くなりました。だって、その前に、TVのスイッチが勝手に入ったりしたんですもん。




それから、白鳥の飛来地、堤へ。ハクチョウやマガモなどたくさんの水鳥たちが泳いだり、まるまって休んだりしていました。鳥達に餌をあげるのも楽しくて。大きなハクチョウが連なって、青空を飛ぶ姿も実にステキでした。お昼はロシア料理のレストランへ。帰り際に、鉄器の博物館「キューポラの舘」にも寄りました。
楽しくも充実した3日間でした。現地のゆりえさんとぐらさんには大変お世話になりました。お会いするのが3度目という私までも、こんなにもどっぷりご厄介になってしまって、とっても感激でした。観光客だけで旅したら、こんなふうに多くの地元の人たちと交流する機会もなかなかないだろうし、こんなに段取りよく完璧な旅程を組むことはできませんもの。何から何まで至れり尽くせり。姐さん方のキメ細やかな配慮がとても嬉しかったです。ありがとうございました。愉しく心地よく、学ぶことも多かったです。
寒冷の地を訪れて、人の温かさを思い知るのでした。うーるるん。
満喫してらっしゃるようで・・・。またご報告を楽しみに待っておりますです。楽しんできてください!

写真、すごく綺麗に撮れてましたね~。風車の写真大受け。
どうぞお疲れを癒してくださいませ。ではまた~。

お祭りもさることながら、ごちそうに注目。どちらにお泊まりでしたのー??
岩手に行っておりましたー。
みながアカデミー賞授賞式に向き合っている最中、観光していました。
レス遅れてすみませんー。昨日戻りましたです。
おかげさまで楽しかったですよー。
わざわざ書き込みありがとうございます。
たいへんお世話になりました。無事帰還しました。
山と湖の写真がとても美しく撮れて嬉しいです。
カザグルマの写真はあの場ではオオウケでしたけど、知らない人が見たらつまんない写真ですよね。(笑)
そうなんですかー。広い岩手ですから、皆に馴染みがあるお祭りではないんですね。私も地元の方からうかがわなけば知りませんでした。
OSHU市は1年前に5市町村が合併してできたばかりの新しい市のようですって、今調べました。合併は多いですよねー。
お祭りの翌日は、金ヶ崎町の千貫石温泉湯元東館に泊まりました。夕飯の前にダラダラ飲み過ぎてしまい、ごちそうを平らげられなかったのが残念ー。

市内の人でも行ったことない、っていう人多いですよ。昔は男達が猛々しくなっているので、女たちは身を守るため行かなかったようです。今は観光化されているので大丈夫。
鴨を捕獲してみようとトライしましたが、やっぱり無理でした。
でも寄生虫がいるらしいですから、野生鴨鍋はやめたほうがいいみたいです。
makoさんは盛岡のご出身でございます。
花巻出身の睦月さんという人気ブロガーさんもおります。
そちらでお話を聞いた限りでは、地元でも行ったことがないという方は多かったですよね。やはりそういうものなんですね。女たちも見に行けるようになってよかったです。猛々しい男たちっていうのもこっそり見てみたいものですがー。
今夜こそ、旅の記録の続きを書きたいと思いますー。
カモ捕獲を企んでいたとはサスガです。確かに、あれだけ近くに寄れるなら、マヌケなヤツを一羽くらい捕獲できそうな気がしますよねー。寄生虫はやですね。鳥インフルエンザも怖いし。白鳥のエサキャッチの正確さには感動しましたー
かえるさん・・・この記事に入ったら、突然我が故郷になっておって、
大変懐かしくほっこりしましたです。
この情景・・・まさに我が故郷でございます。
でも・・やっぱ寒そうですね(苦)。
白鳥、ちゃんといたんですね!
なんか、近年は来る数も少なくなっているとか聞きましたが、
小さな頃はしょっちゅう白鳥を見に行ってました。
さて。話題は変わりますが。
今月、フランス映画祭ありますね。かえるさんはもちろん行かれるの
しょうね♪先日、映画祭でも上映される『情痴アヴァンチュール』を観て
きました。おフランスらしい作品でなかなか印象深かったです。
ふふふ、行って参りましたよ。睦月さんの故郷へ。
ほっこりしていただけて嬉しいです。いやー、とてもいいところでした。こういうところで睦月さんはスクスクスクスクと育ったのねー。いえ、私も寒い地方の出身ですけど、岩手はもっとデーンと雄大な印象でした。
寒かったですよ。明け方は非常に。でも、だからこその澄んだ空気がよい感じでした。星もすごくたくさんきれいに見えました。
白鳥は少なくなっているのかー。それでも、あの界隈、そこらじゅうに休んでいるハクチョウさんがいて、何だかステキでした。
ええ、フランス映画祭はもちろんいきますよー。
『情痴アヴァンチュール』をご覧になったのねー。フライヤーの写真はベッドが血だらけでなんか強烈そうでしたが。これは一般公開されてから、新宿で観ますー。でも、生サニエたんが見たかったー

かえるさん、岩手を満喫されたようでよかったですー。自分ももろもろの事情により帰省する回数は増えたんですけれど、寒いのはやだーと思いつつも年に一度は冷たい空気で耳が痛くなったり雪の風景が見られる時期をなんとなく選んで帰ってるかも知れないです。北国生まれの血が呼んでいるんでしょうか。今年帰省した当日は雪がなくてちとさみしかったけど、やっぱ温泉に出かけた翌日の朝に積雪があって安心したのでした。今度はわたしもフロの日狙いで帰省したいと思います^^
再コメントありがとうございます。
おおお、キジを捕まえようとしたってすごいですね!カモよりも捕獲が難しそう。結構丈がありますよね。私ならもちろんキビダンゴ作戦でお供にしちゃいますが・・・。
おかげさまで岩手満喫しましたよー。そうですよね。makoさんはわりと頻繁に帰省している印象があります。確かに寒いのはイヤです。氷点下はつらいですよね。でもでも、冬景色がステキなんですよねー。夏油高原のゲレンデなんかも、関東近郊のスキー場などに比べて、すいていて気持ちよさげでした。私も雪と馴染んで育ってきましたので、冬の澄んだ空気と真っ白な雪景色には嬉しくなっちゃいます。今年はホントに雪が少なかったようで。
フロの日をぜひぜひご利用くださいー。
3月に入ってからの検索ワードに蘇民祭が結構ありましたわ。

今日ぐらさんから写真見せてもらい、また楽しかった3日間を思い起こして楽しみました。かなーりあぶない写真もありましたな。
MAKOさんは盛岡ご出身なんですね。1月に2回つなぎ温泉に行ってきましたよ。湖山荘というところで、きめ細かいおもてなしが嬉しいです。
睦月さんは花巻ご出身なんですね。
義姉一家が花巻なので、ちょくちょく行きます。入りきれないくらい温泉の数がありますねー。
岩手に嫁に来て、温泉三昧できて良かったですー。
私も送っていただいた写真を眺めては思い出し笑いをしたりしてしまいました。温泉に入っているその時に、ハダカでカメラをかまえてくれるレディには、私は生まれて初めて会いましたよ。(笑) 常にエンターテイナーで常に本気!なゆりえさん、ぐらさんには感謝感激です。あぶない写真なんてなかなか撮れるものじゃありませんー
岩手な話題に、ご出身のmakoさん、睦月さんにもコメントしていただき嬉しい限り。広ーい岩手は、奥深そうです。入りきれないくらいの数の温泉なんて、うらやましいですー。お宿代も思いのほか安くしていただけて驚き喜びでした。(箱根あたりの温泉宿は高いんですよね。)本当に素晴らしいところでした。ゆりえさんが岩手に嫁入りしてくださってよかった♪